79.調査隊(7) ホックリ王国(2) チョカーイ山
チョカーイ山までやってきた。妖精の里は普通の街の様に見えた。
街の名前は『フェアリア』だ
皆が人化し普通の街の様に偽装しているそうだ、出入りするのは基本的に妖精族しか許可されない様だ。
我々は精霊の里フォーメーションで普通に入ろうとしたら止められた。
ここはやはりアリーに頼もう。アリーは妖精族なので大丈夫。
と思ったけどだめだった。結局街の外の建物で面談することになった。
「申し訳ない、今は入れるわけにはいかないのだ」
「こうして会ってくれるだけで感謝です。」
妖精しか入らないのに偽装する必要あるのかな?
と、聞いてみると、今街中で強盗事件が発生して戒厳令が出ているらしい。いつもなら通行許可証があれば入れるらしい。商人とか冒険者に発行される許可証らしい。
精霊の里と同じ様にこれまでの経緯を説明をした。
「それで、この近くに遺跡のような痕跡はあるでしょうか」
「実はこの街は遺跡の上にできていてな、地下にある」
「そこは見られるでしょうか?」
「街中の地下は無理だが、一部は街の外にあり地下に降りられる場所がある。そこなら案内できる」
「お願いします」
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街の外の建物の一つに入ると地下に続く階段があった。時折物好きが観光に来るらしい。
あまり広い空間では無いが、例のドームの一部らしき物が見えた、その先は崩れて入れない様だ。
落盤の危険があるため入口近くから見ることしか出来ないので詳細はわからない。
ここの調査は無理だな。
ひょっとしてだけど、
遺跡があった所 = 人が来ない所 = 精霊・妖精が隠れ住むのにちょうどよい
という図式かもしれない。
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町長にお礼を言って立ち去る前に、女神教の布教活動は可能か聞いてみた。
許可は出たが、司祭は街から協会本部に派遣し教えを受けて街に持ち帰る事になった。人員は公募してくれるそうだ。アリーに事務手続きをお願いして、我々は街の外でキャンプを張った。
もちろん形だけで、皆マイワールド『屋敷』でくつろぐ。
3日で手続きが終わり、幸い候補者も2名見つかったらしい。とりあえず我々と同行し、後で協会本部に送り届ける事になった。




