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呪い屋本舗  作者: ぽしょなれ


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68.目覚め(1) びっくり

目を開けると、そこは『屋敷』の自室のベッドみたいだった。

良かった、知らない天井じゃない。


ベッドの近くにアイスが居た。

本当に助かったんだ、ん?


「ママー、パパの目が冷めたよーー」


ななななにぃーーーー。

そして、駆け寄ってきたのは、第三皇女、?では無い。アイスだ、かなり年月がたち大人になった?


衝撃の事実だった。あれから10年の歳月が流れたらしい。

俺の青春を返せーー。


更に、俺が昏睡状態にある間に、あんなことや、そんなことが、、、、

昏睡状態で体を動かさないといけないしね。

ほんと、泣きそう。

更に、更に、ラーシィとの間にも、息子が居るらしい。今マイワールド経由で呼びに行っているらしい。

いや、良いんだよ、ラーシィは婚約者だし。

でも、なんでアイスがぁ?


「もちろん、命の恩人に尽くすのが当たり前です。私はあなたのもの、だから一生そばにいます。」


と、言うことらしい。


どーん。


キングがぶつかってきた。死にそう。


〈あるじぃーー〉


他の従魔たちも


〈〈〈主、お待ちしていおりましたーー〉〉〉


みんな元気な様で良かった。

俺以外は。


俺は殆成長していなかった。そうだよね。

でも、まあ、彼女たちよりちょっと下? ぐらい?

弟? で通るかな?


もっとも、昏睡状態になっていなくても、見た目の成長は遅いらしい(女神談)


ーー見た目を変えることが出来ます。


おっと、ナビくんも健在だ。今のうちに、

「10年後の自分へチェーンジ!」

ポーズを取って変身する。

ポーズは必要ないようだ。ノリでやってしまった。


しばらくして、ラーシィも来た、感動の再開である。

息子を連れて。。。。


それから俺は、あの日の後のことを色々と聞いた。


遺跡の大爆発は、その原因を調査しようにも全てが吹き飛んでしまって謎のままの様だ。

おそらくは、遺跡の一部の機能が生きていて、触ってはいけないボタンを押してしまったのではないかと

推測されていた。暴走を止められず大爆発に至ったようだ。


幸い、古代の知識はラリーが引き継いでいる。ラリーも原因はそうなのではないかと言っている。


ラーシィの息子はロイド、アイスの娘はカミノ。共に俺の名から取った様だ。カミノは本当はジンノだけど

ラーシィが第一夫人、アイスが第二夫人らしい。アイスは『アイス・アウル・ウルス』と名のっている。

知らない所で色々と決まったんだな。眠っていたのだから文句は言えない。


しかし、全く実感がわかないなあ。

ナビくん、子どもたちは人間?


ーーはい、人間ですが、ハーフとなりますので。通常の人間より優れた能力を持っています。

  ロイドは空間魔法と光魔法の才能が、カミノは従魔術と闇魔法の才能があります。


なるほど。ウルス家って最強だね。

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