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呪い屋本舗  作者: ぽしょなれ


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45/95

45.帝都に向かう(6) エルフの里

ドラファによると、エルフの里が近いらしい。案内してもらおう。

本当は、帝都へ先に挨拶に行くべきなのだろうが、途中にあったので寄ることにする。


「ドラファが先に行って訪問の許可を得てくれ」


〈わかった〉


街道のじゃまにならないように少し道から外れた所で食事を兼ねて休憩を取る。

と言っても、馬車の中のマイワールド『屋敷』で食事をしてのんびりと出来る。


数時間待つと、ドラファが白馬に乗ったエルフの綺麗なお姉様を連れてきた。

やはりエルフは美しい。ここはテンプレ。嬉しい。


「エルフの里のユーラと申します。」

「俺はロイ、そしてラーシィ、ライディ、従魔のキング、ポーケ、フェン、シー、後は護衛と従者だ、

 よろしく」

「ようこそいらっしゃいました、では、ご案内します」


街道から2時間ぐらいで里に着いた。馬車は里の手前で止めた。距離的には街道からあまり離れていないが、狭い渓谷や断崖絶壁があり自然の要塞然としている。

護衛と従者は里には入れず此処まで、野営の準備を始める。

我々女神教パーティーは、ユーラと共に里の門をくぐる。


『やっほー』

「うわぁ、マオじゃないか。びっくりした」

『ドッキリ成功っ』

「なんで此処に?」

『実はエルフの里とは友好関係にあってな、帝国の中で自治区でいられるのも我の後ろ盾のおかげ。

 えっへん!』

なるほど、無理やり帝国の流儀に取り込もうとしたら魔王国が出てくるわけだな。お互い不干渉を保てるわけだ。


「ん? ということは、エルフの里と俺達とも友好関係ってことになるのかな?友達の友達は友達かな」

『そう、長におおまかな話はしてある』

「助かる」


里の長のシアと紹介しあった後、いろいろな話をした。

精霊を進行する里の考え方に反する内容は無いため、女神教の教会を置くことはすんなりと承諾された。実際の設置は皇帝の許可を得てからとなる。精霊は女神の使いと考えられている。


長からなにかお願いがあるそうな

「実は最近動物や魔物が少なくなってな、困っておるのだ」

これって、先のスタンピードのせいじゃ?

「実は先日、近くの街でスタンピードがあってそのせいじゃないかな、原因はわからないけど

 強力な魔物も出てないし、人為的なものじゃないかと。

 ところで素材は丸ごと持ってきてるから提供出来る、けど要る?

 大量だから保管場所が必要だけど」

「それはありがたい。倉庫には保存の魔法がかけられているから大丈夫だ」

「じゃ後で倉庫いっぱいにしておくね」

不良在庫が役に立った。友好の証に代金は取らず寄付した。借りは出来ないだろうが、食糧不足にはならないだろう。


夕食は、食材を渡した事で久々の豪華な食事になたとのこと。良かった。

でも、まあ、エルフ料理に期待してはいけない。ご察しである。

その夜は、魔王国の領事館(出張所?)に宿泊した。


ーーーーー

次の朝


朝食は皆で里の集会所の囲炉裏を囲んで頂いた。朝は少し冷える様になってきた。


「そう言えば長老、ダークエルフって居るのかなあ、居たら会ってみたい」


「ダークエルフの里は、一応エルフの里と合わせて帝国の自治区となっていて近くにはあるが、我らよりも閉鎖的で里には入れんぞ」 

 とエルフの長が残念そうに告げる


ーーー夜の女神経由で頼めば大丈夫です


ナビくんありがと、お願い。そうか、昼の女神様の担当がエルフで、夜の女神様の担当がダークエルフか。


「問題ない、迎えに来てくれるはずだ」


「? ロイ殿を? なぜ? いつ話を?」


「我らは女神教だから大丈夫です。担当女神様が話をつけてくれます。神託かなんかで」


答えになっていないかな。まあいいか。


「何も納得できないんだがなぁ」


「ロイの言う事、考えちゃ駄目、受け入れるのよ」 マオがフォローしてくれた?


ーーーーー


「なんか面白い呪い落ちてない?」

いつものアホな質問の仕方。


「あるぞ、エルフの姿になる呪いだ」


「欲しい、欲しい、使ってみたい」


元々変身能力のある、ドラファとポーケは意味ないので。ラーシィとライティと俺の三人でエルフになって遊んだ。これは良いものをゲット出来た。パーティーグッズに売れそう。売り物は時間制限と使用回数一回制限を付けておこう。

我々の分の3個は、解呪玉とワンセットで回数制限無しの物を配布した。


ーーーーー



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