33.ウルス領にて活動計画
魔王に力の象徴を与えたことで、今後はトラブルも少なくなるだろうと、ウルス領に戻ることにした。
魔王領で女神教の布教進捗を確認し魔王城を出る。
帰りは歩かずに、直接帰る事にしよう。
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さて、当面の目標は達成できた。
とりあえず呪い屋本舗に帰還の報告をした後、領主館に戻った。
マオを除くフルメンバーが揃ったので、これからの事を皆と相談しよう。
ノルワルティ王国から魔王国までは見てきたが、更に北にはアウル帝国、南にはサーチョ王国がある。
どちらかに向かい、見聞を広め、仕事である「呪いの採取」をしようと思う。
キングが 「アウルが良い!」と羽を上げた
鳥つながりか、とりあえず従魔は出会う前から名前は「ふくちゃん」に決定かな。
これから暖かい季節になってくるので北に向かおうかな、寒い季節が来たら南の国だな。
「じゃあ次の行き先はアウル帝国で良いか?」
「そうだね、暖かいうちに行って帰りたいわね」
今回は、マオは忙しそうだから除いて、他の全員で行こう。
マオは従魔回線で会議に参加している
「行きたいよう」
「俺達は良いけど、国の皆が許してくれないだろう」
「しょぼーん」
「頼りたい時は連絡するから」
「じゃあ南の国に行くときは一緒ね! 約束だからね」
「じゃあ、とりあえず各自情報収集だ。解散!」
「屋敷に図書室ってあったよね。ラーシィ一と一緒に行くか。情報が足らなければ街の図書館へ行こう」
屋敷の図書室で、各国の情報収集。
街の図書館で旅のお話、伝承の収集。
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まとめてみる
・旅の目的は
1.見聞を広げる
2.呪いの採取(お仕事)
3.従魔獲得
4.女神教の布教
・目的地の候補は
1.北の国 アウル帝国
①まずは帝都にノルワルティ王国貴族の身内として正式訪問。現地で情報収集し再計画。
帝国は広く、トラブルも予想される。前回はいきなりあちこち回りすぎたのを反省。
②帝国最大の巨大遺跡サンマル遺跡の探索。
2.最北端の大陸 エゾーの地の探索
未開の地のため何があるかわからない。多分今回の旅では冬季にかかってしまうので無理。
改めて計画したほうが良いだろう。
3.赤道直下の国 サーチョ王国
次回の予定
・メンバー
今回はとりあえず全員。
・予算
これまでに得た報酬で充分と思われる。
・必要な装備
食料 ひと月分ぐらい。あとは現地調達
武器 新たに作る。俺製?
素材 金は保有、あとミスリル、オリハルコンとかファンタジー素材を入手したい。あるのかな?
木材。など、とにかくアイテムボックスとかマイワールドに詰め込んでおく。
といったところか
特に足りないのは武器類かぁ、まあなくてもなんとかなるけど、見栄えは必要、虚仮威しには必要。
アウル帝国は奥羽とフクロウをかけて。サーチョ王国は薩長からです。安直です。