25.天邪竜
というわけで、邪竜を仲間にしようプロジェクトが発足。
早速作戦会議である。
まず、現状をまとめてみる
・封印を解いて万が一問題があっても、こちらにはドラゴン封印の龍玉があるので再封印が可能。
・仲間になる対価は、封印解呪で自由になること。
・言うことを聞くようにする契約が必要だが、契約してくれるほど聞いてくれれないかも。
・最悪ワンパターンでいきなりティムで上書き解呪すれば解決。
楽勝である。
でも、魔王が自力で仲間にした方が良いだろうなあ。
どうしようかなぁ
「マオ、邪竜をティム出来るか?」
「ちょっと無理」
方法は
・力技で従わせる
これは出来るけど望ましくない。
・相手の欲しいものを与えて対価とする。自由になるのが対価だが、仲間になるというのと矛盾する。
別の対価が必要である。
別の対価が何が良いのかわからない。聞いてみるしか無いな
と、言うことで邪竜封印の地にたどり着いた。
封印された状態で対話可能だろうか
『何しに来たぁ〜』
出来るようだ。
「お前、封印を解いてやるから、言うことを聞くか?
対価は何を望む」
『仲間が欲しい〜』
「うん! 求めるものは同じか、心配事はなくなった」
「解呪!」
ーー邪竜の解呪を実行しました。
「人化出来るか?」
『ああ』
漆黒のイケメンドラゴンアーマー騎士だ。
「我々の仲間になって、魔王を助けてくれるか」
〈助かった。そうしよう〉
「ところでなんで封印されていの?」
〈暇つぶしに、国をいくつか潰した〉
「もうそれやらないでね」
あっ、何かがこちらに向かって高速に移動してくる
ドラゴンの里の長だ
〈邪竜の封印が解けたので来てみれば、お前たちか〉
「仲間にしたくて、封印を解いた」
〈管理するものがいれば問題は無いが、野放しにするなよ〉
「ああ、俺が責任を持って管理する」
〈邪竜よ、再び封印されたくなければ、小奴らに逆らうなよ〉
〈約束した〉
ーー邪竜が魔王の配下に就任しました。
「まあ俺からしたら、配下のそのまた配下だな。雑魚龍。」
ーー邪竜が「ザコリュウ」と命名されました。
ゴメン。変な名付けになった。
〈しょぼーん〉
〈はっはっはっ良いバツだな〉
と長は笑いながら里に戻っていった。




