1.テンプレの始まり
小説家になろうの投稿システムがどうなっているのか実体験するための小説です。
うん
死んだっぽい
死んだあとでも意識があるというのならば、、、
直前の記憶は殆ど無いが、知識だけは残っているようだ
多くの光の玉が飛び交っていく
多くの人命が失われた様だ、死者の魂かな
流星の落下か、地震か何かの天災だったのかな
と思っていると、それらの光の玉は、より明るい一方向に流れていく
あれっ?
俺はなんか暗い方に流されていく
どうしよう、仲間はずれになってしまった
どこからか声が聞こえる
『あなたは死にました』
G◯NZかな?
『あなたには2つの選択肢があります、消滅か転生か、どちらを選びますか』
違うっぽい、異世界転生のテンプレか
女神様っぽいな
「消滅でお願いします」
『えっ!?』
「転生しても辛いだけでしょう、環境も違うし、常識も、匂いも、病気も、危険度も違う」
『うぅっ、そこはなんとかします。
病気耐性と物理耐性と精神耐性を付けてあげましょう』
「却下です。耐性って耐えられるだけで苦しいのに死ねないで永遠に苦しみ続ける可能性ありますよね」
『おっお願いです、あなたが転生してくれると達成率100%になるんです。』
「そして消滅すると達成率0%、でよね。俺一人みたいだし、、、、」
「わかりました、嫌ですけど転生します、嫌ですけど」
『ありがとうございます、お礼に幸運度を2倍に上げておきますね』
「あなたはなんの女神様でしょうか?」
『自己紹介が遅れました、夜の女神で夜の世界を司っています、
ちなみにあちらの方に行った多くの魂は昼の女神ですね。
なぜか、みんな昼の女神の所に行ってしまって、皆さん「白い部屋だ」って感激しているのです。
こちらに来られたのはここ数百年であなただけです』
「光のない部屋だぁ、感激ぃっ」
『気のないフォローは結構です。
では行ってらっしゃい
剣と魔法のファンタージーの世界へ』
「説明が雑すぎる」
『慣れないもので申し訳ありません、ナビくんをお付けします』
ふっと意識が飛ぶような気がして、数々のメッセージを聞いた。
ーー幸運値を2倍に
ーー元の幸運値が100のため200、
上限100をオーバー
ーーシステムにバグが発生
ーー正規化のため他のステータスを2倍に修正
ーー各ステータスの上限をオーバー
ーー各ステータスの矛盾を修正するため、全て∞に変更
・『わー、バグよバグっ、面白い。加護を付けてみようかしら』
・『『私も、私もーー』』 どどど
なんか大変なことになっているみたい。これがステータスのインフレっていうやつかな
ーー全女神の加護を得ました
ーー「複数女神の加護」「極度に高いステータス」の条件をクリアして神格を得ました
ーー主神が嫉妬しました「全人類の滅亡を指示しました」
「断ります」
ーー全人類を守ったことで「救世主」の称号を得ました
ーー女神達の怒りが主神に向きました
ーー主神が失脚し、降格しました
ーー他の神格を持つものが不在の為、あなたが主神に就任しました
「なんで? 主神の仕事なんてわからないよ、元主神さんにお願いします」
ーー元主神が、主神代理に就任しました
それにしても変な召喚テンプレじゃなくてよかったなあ
『明るい方に向かわれた方は皆召喚者ですよ、なんか使命があるらしいですよ、
私の担当じゃないからよく知らないけど』
そう、俺いらない子なんだね
ーー転生体を実体化します。
種族ーー神
職種ーー主神
ステータスーー全て∞
加護ーー全女神
いやあステータス更新が楽だなあぁーー