よくある展開なクラス召喚
初投稿です。書いてみると思いの外時間が掛かりましたー
毎日投稿している人って化け物ですね(良い意味で)
富本李斗はちょっと変な一般陰キャオタクの高校二年生である、オタクとしては、主としてミリオタ、次にアニオタである。そんな彼は、ある事に巻き込まれる。
そう、創作物の中でよくある召喚だ。
召喚された、えぇ?
召喚されたぁ?えぇ?
はい、召喚です。クラス召喚。あのクラスが異世界に召喚される。
授業中、クラスメイト全員の席がすっぽり入るぐらい魔法陣ができて、それに呆気を取られた先生を差し置いて、光に包まれて気付いたら異世界ですよ。
拉致と変わらないじゃないですかーやだー
そんなこんなで召喚された、机とかと丸ごと。
そして今、机と椅子を残して、自分の鞄やスマホやらを持って軍務卿とか言う、おっさんの後について行ってます。
この後、王座の間に行って、色々と説明を受けるらしい。
一応と言うことで軍務卿からも簡単な説明は受けた。
その説明が正しいとすればこの世界は、魔王軍による被害が甚大で、幹部やら魔王の首を討ち取るために召喚されたらしい。これまたテンプレ。
そんな力ないって思ったけど、さらになろうテンプレ、召喚時に与えられるらしい。
能力については、説明するときに鑑定して貰えるらしい。
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色々と考えていたけど、動きが止まった。
細かく装飾が施された大きな扉の前にいる衛兵と付き添いで来ていた騎士が会話をしている、どうやら扉が開くらしい。
扉が重い音を立てこちら側に開かれ、その先には赤いカーペットが五十数メートル程続いていた、そして4つの席が少しの段差の先にあった、3つの席が左に少し控えるように置かれ、母と子供と思しき人物が座っていた、それに対し中心に玉座が置かれ、王冠らしきものを被った60代後半ぐらいの白髪の男がいた。
あれが王だろうか?
他にもカーペットの左右には、貴族や騎士、侍女や執事がいた。
静かな中、カーペットの上を歩いていく、これからの事を話し合っていたクラスメイトも気付かない間に口を閉じていた。
玉座の前に着く。
謁見の礼儀とか知らないです。大丈夫そ?
「陛下、召喚された勇者達を連れて来ました」
「その者達が勇者か、文献にあった特徴のままだから勇者と見て良さそうじゃ、あとは鑑定の結果次第だろう」
「じゃが、まずは今の状況に困惑しておろう、なので先ず、状況を説明しよう」
ある程度は説明受けたけどね。独断だったから知らないとか?
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長々と話されたけど、細かいことはほとんど忘れた。だけど大体の概略は掴めた。
俺たちを召喚したこの国は、ウィタ神国という王国で魔王討伐の為、俺たち喚んでいて、戦う為に主神から力を貰っているらしい。うん聞いたね、さっき。
それから、貰った能力については魔力や筋力が異常に高かったり、成長率が馬鹿だったり、武器などを扱う技術が未経験でも中の上くらい元からあるらしい。
そして!一番注目すべきは、勇者職という召喚される者に神が直接与える職で、これによって能力に補正がかかったり、特別な技が使えるようになるらしい。特別な技の中には、魔王に痛手を負わせ、とどめを刺すことができるものがあり、これが召喚された一番の原因だろう。
そんでもって、その能力を訓練、実戦、魔王討伐の順でいく。
元の世界に戻る方法は、今のところ分からないらしく、魔王を討伐することで主神の力が〜〜でなんだかんだ分かるらしい。……拉致っといて適当すぎだよ!
そして今は、そんな貰った能力やらなんやらを鑑定して貰ってるとこだ。
順番は出席番号順で、僕は20番でクラスが全員で36人だからちょっと最後の方で、まだ6人目だからしばらくかかりそう。
ふと考えたんだけど、ステータスオープンは出来ないのかな?普通に鑑定しに行ってるけどこういうファンタジーじゃあ定番じゃない?
ということで……
ステータスオープン!!(心の声)……?
status open‼︎……?展開、解凍……開示?
残念?ながらステータスオープンはさせてくれないらしい。実際にあったらどんな感じか気になったのに、まあ当たり前か、なろうの読み過ぎだね。
「李斗く〜ん!何してるのかな〜??」
完結できるよう頑張りますので応援して下さい
応援されたら承認要求が満たされて更新速度が上がる、、かも
月に150%ぐらいの確率で投稿できるよう最初は頑張ります。慣れたらもっと、、
この作品は、結構短めで終わると思います、30部ぐらい?
空白、改行込み1776字