閑話1
閑話は現実話となります。試しでやってみたので見てみてください。閑話はすぐに終了すると思います。
「ふ~。あつい。」
もうじき冬だというのに真夏のような暑さを感じた。
俺は篠草光、職業は大学生だ。大学生といっても週に2日だけしかいっていない。だがサボっているというわけではない。俺の入っている学部は「VRMMO科」というとりあえずVRMMOやっとけ。っていうなぞの学部であり、そのとおりにやっている。
噂ではここ「永洸大学」の学長が異常なVRMMO好きということからこの学部が出来たらしい。しかしただやってるだけでは大学の教育として成り立たない。週に2日は必ず大学にいき簡単なレポートを書かなければならない。まぁレポート言ってもたいしたことではないし、もうすでにVRMMOで生計を立てている人もこのVRMMO科にも大勢いる。
VRMMOには2種類あり、一つはゲーム通貨が現実では使えないMMO、俗に言う「CMMO」そして現実でも使えるゲーム通貨、メルキルを使うMMO、「NMMO」がある名前のとおりメルキルを使うMMOが今では一般的になっている。
「さてと、大学にいくか。」
時計の針はもうすぐ10時を指すところだった。
「おーすずしー。」
今までいた建物「ヴェルメル」見る。この施設はVRMMOをやるために必要な施設が整っていて今もぞろぞろとVRMMO科の人が出てきている。
「っお。光じゃねぇか。」
ヴェルメルから出てきたショートカットの女が話しかけてきた。
「ああ霧島か。」
こいつは霧島葵俺と同じVRMMO科の生徒だ。前から話を聞いているとどうやら俺と同じくタナトスオンラインをやっているらしい。
VRMMO科では情報交換は行われているが、自分のキャラを明かすことは強制されていない。もちろんなかには公表している人もいるが、大半の人は自分のキャラを明かしていない。もちろん俺も葵も自分のキャラを明かしていない。
「おいおいテンションひっくいなぁ。それに葵って呼べって言ってるだろ。そんな坊やはこうしてやる!」
そういって葵は俺の腕を取り上げて自分の体に密着させる。
「はぁー。腕を放せ。」
ボーイッシュな性格とは裏腹に葵の豊満な胸に腕を擦り付けられる。だがVRMMOでもそういったことをしてくるやつがいるためそこまで反応はしない。
「ちぇーこっちも最近つまんねぇなぁー。」
そして俺と葵は大学へ向かう。
「おいおいお前らなかいいのなぁ。」
そういって話しかけてきたのは、身長が185cmの男、黒上灯夜である。俺は170cmくらいしかないため間近に来ると見上げる感じになる。
「灯夜か。」
こいつもVRMMO科の生徒である。やっているゲームはタナトスと並んで人気タイトルのクレルオンラインである。
「おいおい反応薄いなおい。」
灯夜はややあきれながら言う。
「さっきもこいつに同じようなことを言われたなぁ。」
本当のところVRMMOをやった後の数分はいつもそうだ。向こうの世界のできごとがしばらくあたまからはなれずに反応が薄くなってしまう。
「そんなことより急ごうぜ。情報交換の時間がなくなっちまう。」
大学のレポートの時間が始まる前に各MMOのメンバー同士で情報交換が行われる。
「っおそんな時間か急ごうぜ!」
灯夜はそういうとそそくさと歩いていく。
それに続いて2人も大学へ向かうのであった。
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