序曲
初投稿です。
稚拙な文で申し訳ありませんがよんつでいただければ幸いです。
プシュー・・・
不愉快な効果音をたてながらそれは倒れた。
俺の足下には鬼の亜人であるゴブリンの体が少なくとも40セットはあった。
40セットと表現するのはその屍たちのすべてが首を切断されていたからだ。
俺のこの世界での名前は阿修羅である。そして・・・
「え?あれって首切りじゃね?」
付近にいたプレイヤーはこっちをみて叫んだ。
そう。この世界では二つ名システムというものがあるそれはプレイヤー個人の能力、プレイスタイルなどによってゲームシステム側から与えられるものである。例えばこの『首切り』に関していえばモンスター,プレイヤー区別なく首への攻撃ダメージが三〜五倍までまで膨れ上がるものだった。少々使い勝手は悪いが気に入っている。ちなみに二つ名は基本唯一無二のものであり、交換不可である。まれに特殊であるが複数存在するものがある『匠』なんてものがその一般例である。長らく一人しか存在していなかった匠のプレイヤーがつい最近もう1人取得者が出た。阿修羅はそのことは小耳に挟んだがあまり興味もなかったので調べることもしなかった。
「さてと・・・」
俺は先ほどのゴブリンがドロップした。物を拾うともといた街への帰路いつくのであった。そこは中世ヨーロッパを思わせるような街である。
中心街『グラディオス』それがこの街の名前である。
この街はすべての地域の中心に位置し半ばプレイヤーたちの溜まり場や待ち合わせ場所に使われている。そのせいかいつでも賑わっており、フリーマーケットにいけば大抵のものは手に入る。
フリーマーケットととはプレイヤーが要らないものを売ったりレアなアイテムを高額で売ったりする場である。
「おーい!」
するとどこからか声がした。
「っお!メシルか。」
振り返るとそこには青髪を腰あたりまで伸ばした女性がいた。年齢は俺と同じ18くらいだ。
「っお!メシルか。じゃないでしょ!!また東草に行ってたよね?」
東草とは先ほどまで俺がいた場所だ。『東の草原』推奨レベル10LV〜、出現モンスターはゴブリンのみである。
「あぁ」
「何しに?」
メシルは少しムッとしながら聞いてきた。
「レベル上げに」
もちろん違う。でもそろそろいわないといけない...
「ふーん。84LVランキング二位である首切りさんはゴブリンでLVあげてあるんだぁー」
少し嫌みぽく彼女は口撃してきた。
「はぁ.....それでさぁ・・・」
いうしかない。今度こそ
「ん〜?」
少し改まった雰囲気になった。
「え〜とさぁーギルド作らないか?」