第7話 ステータス3
第一章
第7話 ステータス3
(くっ苦しい)
夢月は息苦しさを感じて目を覚ました。
全身を包む息苦しさの原因を退かそうと先ずは顔の上に乗っかっているものを持ち上げて、それが何かを確認した。
自分が持っているものを確認して身体を包んでいるものも確認するとおもむろにそれを顔の上にもどす。
身体を包んでいたのは角のあるウサギだった。息苦しさを感じていた原因がわかるとそれは最高の至福となって温かく身を包む。
(こっちに来るのに一回、なんか知らんが神様の介入で一回意識を失ってなんかどうでも良くなってきた。というか、もうどうでもいいこのモフモフ天国最高だ)
ずっと現実から目をそらしているわけにもいかず、ステータスを開く。
(おっ、目が塞がっていても見れるのか)
神の介入したステータスはこうなっていた。
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名前 夢月 種族 人間族
性別 両性(男/女) 17歳
ジョブ 万屋
HP∞ MP∞
筋力∞ 耐性∞
俊敏∞ 魔耐∞
器用∞ 知力5555
運力9999
エクストラスキル
《神の遊戯》《全魔眼》《全言語》《変態》《勾玉作成》
《言霊》
スキル
アイテムボックス ・創生·創造 ・ステータス操作
加護
商業神ラクス 精霊神アメノ 遊戯神シャロ
所持金 共通金貨 黒龍金300万枚
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(あぁ、見なきゃよかった)
どうでも良くなったところに、コレだよ。なんなの俺なんか悪いことした?
傷ついた心を癒やそうと身体を包む角ウサギを思う存分モフりたおす。
嫌がって逃げるかもしれないと考えることなくモフる。
モフりながらスキルの詳細を確認していく。
《神の遊戯》
全ステータス上昇、全ての事象が好転する。
《全魔眼》
神眼、魔眼、邪眼の眼に関するものが使用可能
《全言語》
世に存在する又、存在した言語が使用可能。
《勾玉作成》
古代遺物オーブの上位互換を作成可能。
《変態》
姿形、ステータス等を変え定着又は、保存できる。
《言霊》
言の葉に全能の力が宿り、世界に干渉し全てを書き変える。
《アイテムボックス》
時間定時等の機能を持つ、無限収納庫。
《創造·創生》
魔力を使用することで、生命以外のものを創造·創生できる。
魔法やスキルなども作成可能。
《ステータス操作》
ポイント操作の上位互換。隠蔽や鑑定妨害など自動発動できる。
「チートなりすぎだろ。自重しようよ神様」
(口の中に毛がはいった。なんかいい舌触り?
ちっとだけハムハムしてもいいだろうか?イヤ、実はもう口元にタレ耳があったからハムハムしてるんだけど。)