第4話 異世界
第一章
第4話 異世界に
十夜は緩やかに目を覚ました。
むせかえる程の花の香り、静かに吹き抜ける柔らかいかぜ、包み込むような暖かな春のような日差し。
十夜はそんな中ゆっくりと身体をおこした。
「何処だよここ、何で花畑何だよ」
十夜は少しの間意識がなくなるまでの記憶を思い出していた。
「たしか、体育館で光に包まれてから身体が切られるような感覚のあとに意識がなくなった?……うん、そこからなんで花畑なんだ意味わからん」
とりあえず持ち物の確認をするか。
「片付けの前に手提げ袋持っててよかったわっと。
えっと、スマホに充電器一式、弁当、教科の教本、文房具、そして年齢イコール彼女なしな持つのはおかしい袋に入ったうすいゴムっと。これは竜也が勝手に入れたやつかな?」
最後の物に関しては後に置いておくとして。
スマホはつかえるかな?
「電源は、おっ入るな。電波は圏外、一部アプリは使用可能か。」
充電器は有るし、まあ使えるかな?
さて、確認はできたけどどうするか。よくあるラノベんぽいしなさっきから気にしないようにしてるけど魔物のようなの?がいるし。
少しはなれたところを妖精みたいなのがいっぱい飛んでるし。小さいけど角が生えてるウサギもみうけられる。
異世界か異世界ね面倒くさいよーなんか。
ピロリロリン♪♪
「ん!?」
異世界に来てめんどくさくなってぼーとしていたら、スマホにメールきた。メールか、あまり使ってないな。
送受信出来なかったはずだったと思いながらも画面をタップしてメールを確認した。
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十夜様へ
この度貴方は異世界えと召喚転移しました。貴方が転移したのは
レミシア王国という場所です。
貴方を召喚したのは、レミシア王国の隣国であるミロヤ帝国です。
此度は、こちらの落ち度で召喚魔法陣の上、それも境目に居た貴方は空間の亀裂により身体が六つぼどにおわかれしました。
発動が早まり貴方が魔法陣上に身体が入る前に発動したためです。
付きましては、このあとの詳細を確認してください。
神より
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1.声に出してステータスオープンと唱えてください。この一度だけで今後は念じるだけで開きます。
2.名前を決めてください。この世界での名前なので地球のものでも新しく自分で考えるも良しです。
3.特典としてこの世界の神々7柱から3柱の加護をお選びください。
4.上の加護によりステータス数値が変わるので、そのほかのジョブ選択、スキル選択、ポイントの割り振りなどを行ってください。
5.終わりましたらステータス反映と言い終了してください。
それでは、新しい世界を存分にお楽しみ下さい。
追伸 言語はスキルで既に取得しています。
お金に関してはステータス数値からランダムで選ばれた中から決まります。
こちらの落ち度でによる特典として
1.1柱から3柱の加護に 2.ポイントを加護に応じた数値に
3.言語、アイテムボックスを自動取得
この世界の神々より
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「なんか色々ツッコミどころあるけど、やってきますか」
十夜は、小さいけどはっきりした声でステータスオープンと唱えた。
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仕事がきついです。あまり時間が取れませんが頑張ってかいていきます。今後ともよろしくお願いします。