表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

敬老の日(二百文字小説)

作者: りったん

連休前の設定です。

「もしもし、母さん」


「お前かい? どうしたんだい?」


「もうすぐ敬老の日だから、帰ろうと思うんだ」


「けいろーの日だけに?」


「つまらないダジャレを言わないでよ。高速代を振り込んで欲しいんだ」


「エアガンで前の車を撃つつもりかい?」


「そんな事しないよ」


「高速代がないならバスで帰ればいいのに」


「マリーアントワネットみたいな事を言わないで。バス代もないよ」


 しかし母は通話を切っており、息子はそっと受話器を置いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ありがとう
2019/09/20 01:31 退会済み
管理
[一言] 毎回スパイスの効いた会話がいいですね。 詐欺防止のお手本みたいです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ