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プレゼントを何にすれば良いか分からない件

 テスト返しも終わり12月の中旬に差し掛かった所、世の中は日に日にソワソワし始めていた。


「ねえみんな、玲衣(いもうと)のクリスマスプレゼント何が良いと思う?」


 昼休み、俺は友人達の叡智に助けを求める。


「◯亀のうどん券とかで良いんじゃね?」


「毎年上げてるの?」


 面倒くさそうな修哉(しゅうや)と驚きを隠せない遥翔(はると)。それを見た歩夢(あゆむ)がやれやれと言葉を発する。


「まずは去年何上げたか思い出してみなよ。3年連続言ってる気がする」


 あ、去年も言われた気がする。

 去年って何を上げたっけ?

 うーーーむ、そうだそうだ、思い出した。


「確か欲しいって言ってたシャーペン」


「じゃあ今年は無理か」


 遥翔(はると)の言葉を受け、再び頭を悩ませる。


「じゃあ玲衣(れい)さんは何が欲しいの?」


 うーん、玲衣の欲しい物か………。


玲衣(れい)なら多分「にいの物なら何でも嬉しい!」って言うな」


 俺に3人分の鋭い視線が突き刺さる。

 視線を送りながら修哉(しゅうや)が口を開く。


歩夢(あゆむ)、同じ妹がいる者としてどう思います?」


有罪(ギルティ)


「爆発しろ」


 遥翔(はると)は腕を組んで頷いている。


 俺なんかしちゃいました?

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