第壱話-我が生きる道
我の魔皇軍生活が始まった。
「これより新所属適性検査を開始する!お前達魔皇様の前に並べ!」ここでは新所属の人に検査をさせるらしい
「貴様は剣の使い手だな武器庫から剣をもらってこい」
「ありがとうございます!」
次は我の番だ。
「貴様はセンカか。…貴様は魔法特に天候を司る。 自然魔法の使い手だな、どこぞの上級冒険者以上だ。自然魔法専門の魔導書をやろう」
「ありがとうございます魔皇様」
やはり我は剣に向いてなかった。
自然魔法…雨や雷、嵐など複数の属性を操れる。珍しい魔法。
我には違う才能があったらしい。
早速訓練場で魔法の勉強をはじめる。
「まずは攻撃魔法からか…雷の裁き」
周りに電気が帯びた球体が発生し
ドゴォォン
「オイなんか今揺れたか?」
「あぁ俺もだ」
周りが騒がしい。
「威力は調整できるのか?…遠くに行こう流石に人が居ないだろう」
そして遠くの山に向かう
「移動魔法は…嵐の恵み」身体が宙に浮く。
「行くか」
我は山へと一直線に向かう
「なんだアイツ?新人にしては才能あるな〜」
「フフッ彼奴は伸びるぜ」アセビは笑う
空から見る魔界はとても美しかった。
人間なんか一人もいない素晴らしい世界だ。
「ここらへんで良いか。解除」
瞬時に空から落ち地面に降り立つ。
落下したが痛みはない。
「続きを始めよう。具現化魔法…氷の旋棍」
手から冷気が出てきて形が作られていき…両手に半透明な旋棍が出来ていた。
目の前の木に向かって拳を振り上げる。
「氷の終焉」
ガッ
旋棍が当たった瞬間木が凍り出す。
「応用も大体分かってきたな。そろそろ魔皇様のところに戻るとしよう」
また我は空を飛び魔皇城へ戻る。
戻るとなんだか騒がしい
「どこかの王国の大臣が魔皇城攻略の為近くまで来てるとよ。倒した奴また新たな情報取得は昇進ってウワサだとよ」
魔皇軍のルールで抵抗しない人類には手を出さないというルールだ。なので彼奴等は魔皇軍に手を出したのだろう。
「早速醜い人間共を処理できる…」我は足早に外界に出た。
「外界の空気は不味い早く終わらせて帰えるとしよう」早速空を飛び探し始める。
一時間後…
「…見つからないか」人が一人もいない。恐らくだが我以外の新人も動き始めている。
我は本を開く。
索敵に使える魔法はないだろうが…あった
「特殊魔法温度感知」
冬なため目の前が真っ青だ。
ただ
「異様にあそこだけ紅い。見てみるとしよう」
少し降下し様子を見る。やはり王国の大臣らしい感じだ。
「ふぁっふぁっ!魔物を追いかけるのは楽しいなぁ〜」
「やっやめましょうよ」奴隷みたいな少女が小さな声で言う。
「うるさい!魔法も使えん奴隷風情が口答えをするな!」そして少女を叩く。ただまだ手を出せない。まだ魔物に手を出してないからだ。魔界はここ付近魔物を保護する権利がある。
ここで魔物が口を開く。「やめてください!子供も泣いているんです…」
「殺せ!魔物は皆殺しじゃ!」
「ハッ!」騎士団らしき者の一人が前に出る。
スタート
早速地に降り立つ
「貴様何者だ!大臣の命令に背くものは子供でも…」
「氷の旋棍」冷気が集まり旋棍を作り出す
「反乱者だ!捕まえろ!」
ガッ
「こんなのでダメージがはいるとでも…おっ俺の体…が…」
「氷の終焉」
「お前達!あの旋棍に触れるな!」騎士団達が旋棍に注意を向ける。
「雷の脚」脚に注意も向けないとは馬鹿なものだ。
あと一人
「グリムゴ大臣お逃げくださいここは私が」
「たったのんだぞ」大臣が逃げ出す。
「さぁ来い」
「死ね。魔物の加担者風情が」
剣士が間合いを詰めてくる。
速い
剣は我を貫く。
「…ヴッ」
「馬鹿が魔物の味方をするから…ゴハッ」
「雷の槍撃」
「これは…」
「霧で作った幻影だ」そう我は大臣が逃げる瞬間に分身を作り裏に回ったのだ。
「魔物ながらお見事…」
ドサッ
「ひっひぃぃ!」大臣は木の陰から出てくる。
「そうか。馬鹿は一人では行動できぬのだったな…氷の吐息」
大臣の身体が凍っていく。
「やめろぉぉ!!」
「じゃあ質問に答えろ」
「分かった!!」
「貴様は何処の王国だ?」
「ゔぁヴァルグドル王国だ!」
「何故魔界を攻める?」
「国王様の命令だ!魔皇を倒し土地を確保すると」
「ゴミはゴミなりに役に立ったな」
「約束通りだ!助けてくれ!!」
「…」
「おい早く!」
「お前は奴隷の言い分を一回でも聞いたことがあるか?死ね」
「やっやめ…ろ…」
身体は完全に凍る。
バキィ
蹴りを入れ氷を壊す。身体はボロボロに崩れ去った。
「魔力吸収」騎士団から魔力を吸い取る。
「まぁまぁだな」
そして
「あっあ…」問題はこの奴隷どうすべきか
「ありがとうございました!」少女は感謝を伝える。
「私苦しくて!苦しくて!」とりあえず殺しはしないことにしよう
「落ち着け」袋から水を取り出す。
「久しぶりの水分だ…」
ゴクッゴクッ
「落ち着いたか?」
「はい」
「我の質問に答えるなら見逃してやろう。もちろんこの事は内緒だ。まずはお前見たことあるが勇者パーティーの子か?」我は幼少期から勇者パーティーとの関係があった。見覚えがあったのだ。
「はい。私は大魔法使いシルヴィアの娘です」
「久しぶりだな。シルヴィアの娘か。何故奴隷になったんだ?」
「私攻撃魔法の才能がなくて捨てられて…」コイツも我と同じ扱いを受けたらしい。
「終わりだ。もう帰っていいぞ」そう言い我は立ち去る。
タッタッタッ
「ん?」我の後ろから少女がついてくる。
「言っただろ。帰れ」
「イヤです。私帰る場所無いんです」
「…どうしろと?」
「貴方は?」
「我はセンカ魔皇軍の者だ」
「どうか私を魔皇軍に入れてもらえたりってしないでしょうか?」
「お前何を言っている」
「私復讐したいんです。シルヴィアを」
我と同じような目的らしい。まぁ持って行って損はないだろう。
「行きたいなら勝手について来い」
「はっはい!」
お久しぶりです。ぱんどRaです。
最近色々と忙しくて頭パンクしてる感じです。




