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異世界

この回考えるのずっと楽しみにして、やっと書き終わりました~!何気、気に入ってるので下手くそではありますが、楽しんでいってください!

 光に包まれ眩しくて私は目を瞑った。

 異世界に行くことに好奇心と不安が入り混じる。

 でも、私はこの世界で今度こそ幸せになるんだ!

 そう決意した。


 少ししてから髪や肌を優しく撫でるような風が吹いたのを感じたのでゆっくりと目を開ける。

 そこには、人が1人もいない場所だった。

 辺りを見回しても青い空と花や草木が風に揺られ湖がキラキラと輝く自然いっぱいの場所。

 しかし、それら全てが前世では見たことないものばかりだった。

 私は感嘆した。

 あまりにも幻想的で美しく生命力に満ち溢れていたからだ。


「綺麗…すごいよ、いや、うん、すごすぎるよ、天使くん」


 さっきまでいた天使くんを思い出す。

 改めて感謝だ。

 とりあえず落ち着いたので周囲に誰も居ないことを確認して自分のことについて確認する。

 1つ目のお願いである「全てのあらゆる知識」は光の中で頭の中にスラスラと膨大な情報が流れてきていた。

 その情報によるとこの世界には魔法は勿論のこと、魔族や獣人やエルフなどの様々な種族がいるらしい。

 しかし、種族間で仲が良いところ、悪いところと分かれているらしい。

 例えば、妖精族は魔族と仲が悪い。

 逆にエルフは妖精族、ドワーフは獣人と仲が良いらしい。

 他には男女比が5:1で女性が少ない。

 そのため一妻多夫制度により種族を問わず夫を最大10人まで作ることが可能であることも知ることが出来た。

 お金の価値についても同様だ。

 こういったこの世界では常識的なことは理解できた。

 よし、全部頭に入ってる。大丈夫だね。


 しかし、彼女は知らない。

 天使である彼が重大なミスをしたことに。

 彼もまた気づかなかったのだ。

 それが当たり前だと思っていたから。

 だから、彼女は知らない。

 この世界での()()()()がどのような者かを。


 そんなことは露ほども知らず2つ目の確認作業をしていた。

「創造魔法」についてだ。

 情報から創造魔法とは本来、誰も使える者が居らずお伽話だと考えられている。

 そのためもし、この魔法を私が使えると知られた場合、私を巡って種族間や国同士での戦争にまで発展し、最悪の場合、世界から生命が消えるまで戦争するだろうと情報が教えてくる。

 …おい、待ちなさい、天使くんよ、先にそれ言って?

 だからあの時悩んでたの?いいよって言ったらダメなヤツじゃん。

 この魔法、物騒すぎるよ。

 え?私なら大丈夫って?いや、怖いからね、本当に。

 まぁ、うん、とりあえず私は絶対に人には見せないと固く誓った。

 気を取り直して、私は必要な物を考えた。

 うーん…まずお金かな?でもさすがにお金は無理だろうけどダメ元でやってみますか!だって、お金作れちゃったらヤバいもんね。

 だから無理だよね…ですよね?天使くん?

 そう思いながら情報からお金を明確にイメージしてみる。

 手に乗るくらいの量を。

 すると、手にポンと何か重みがある物が乗った。

 まさか…。


 はい、紛うことなきお金ですね。


 わーい、わーいお金だぁ~!

 欲しいもの何でもだ~!やったぁ~!!

 …ってなるか!!

 もう、嬉しいんだか悲しいんだか分からなかった。

 ということで、何だかんだあって2つ目の願いも確認できた。


 次に、3つ目の願いである「元気で健康的な体」の確認をした。

 結論から言おう。

 確かに願いは叶っているだろう。

 しかし、それには限度があると私は思う。

 普通に考えて、本気で走ったらジェットコースターみたいな風吹く?ジャンプしたら10メートル飛ぶ?

 あり得ないだろう。

 確かに獣人なら身体能力が高いから、頑張ればあり得るかもしれないよ?本気で何十年も頑張ればね?

 ため息をつきながらふと考える。

 もしかして、情報の中にある剣技をこの身体能力なら真似できるのではないか?よし、物は試しだ!やりたいことやってやるんだー!

 はい、出来ちゃいましたね。

 もう色んな事を考えることを私は放棄した。


 本日最後の確認作業をした。


「ステータス」


 そう言うと目の前に字が浮かび上がった。



 名前:???(15)

 種族:人族(変更可能)

 体力:5,000→5,100 up!

 魔力:10,000→10,500 up!

 攻撃力:2,000

 防御力:1,000

 瞬発力:3,000→3,050 up!

 スキル:創造魔法

 称号:神に愛されし者.加護をうけし者.賢者.剣聖



 ん?ツッコミ所満載すぎませんかね?

 まず、私名前がないの?自分で付けろって事なのかな?

 んー、どうしよう。

 この世界では、基本的には名前だけで、名字があるのは貴族や王族のみとされている。

 私はそのどちらでもないため、名前だけなのだが…。

 悩んでいるとふと目に見えた近くに咲いてあった花を見た。

 そこには前世でよく見かけた菫に似た花があった。

 小さいながらもここで生きてるのだと、存在しているのだと知らしめているその花がまるで前世の私に似ている気がした。

 でも、はっきりと違うのは上を向いて元気にどこでも咲いていたことだろう。

 私もそんな花になりたい。

 そう願いを込めて。

 そして、私はこの日をもって"スゥ"となった。



 名前:スゥ(15)

 種族:人族(変更可能)

 体力:5,100 

 魔力:10,500

 攻撃力:2,000

 防御力:1,000

 瞬発力:3,050

 スキル:創造魔法

 称号:神に愛されし者.加護をうけし者.賢者.剣聖


いやー、チートですね。

私の妄想フィーバー中ですが、ご了承ください。

次回もこんな感じです、よろしくお願いします。

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