プロローグ
とあるウィルスのせいで休業中のため、持て余す時間消化のため、書き始めました。
運以外は、すべてそろっている主人公がどうなるか、思いつくままに書いていきます。
一話は本日中に投稿予定です。
それなに努力はしてきたつもりだ。
学校の成績だってそれほど悪くはなかった。
上位十位内だって狙えた。
入ったことはなかったけど。
部活だって頑張った。
県大会三位、なかなか成績だろ。
全国大会には行けなかったが。
そこそこの大学に行き。
国立には落ちたけど。
そこそこの企業に就職した。
営業成績もよかったんだぜ。
親会社の不調で倒産したけど。
実績を買われすぐに再就職できた。
役職だってついた。
出世は早いほうだと、ほめてくれた
社長の脱税発覚。
その後、倒産。
気付けば三十路のおじさまだ。
ここからまた再スタート。
友達は管理職になっているやつもいるが、
俺はまた一番下から、上司だって年下だ。
そんなことを考えらながら
ため息をついて・・・。
気が付けば飛んでいた。
文字通り。
赤信号で車道にでたおじさんは、トラックと接触。
地面より数メーター上空を飛んでいた。
不思議とゆっくり流れる時間のなかで、
迫る地面を見て、確実に終わった、そう思った。
せめて一度ぐらい一番になってみたかった・・・。
と、願ったそうだ。