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私にできること  作者: 常盤周
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スープは野菜や途中で採ったキノコやハーブっぽいものを鍋に入れて煮込む。

鶏肉は塩をまぶして焼いていく。

鶏肉から脂がでてきたらそこにニンニクをいれる。

キツネ色になったらお酒を入れて蓋をして煮る。

煮汁が半分位になればOK。

煮詰めてもいいけどウィルさんはどっちが好きなんだろう。

サラダも欲しいけどドレッシングがないしなー。

スープは具沢山にしたから大丈夫かな?

あとは

買ったパンでいいよね。

ウィルさん足りるかな?

うーん。

大きめの布を敷いて真ん中に板を置く。

その板の上にパンやスープを置いていく。


「ウィルさん、できたから食べよっか〜?」

「あぁ、美味そうだな。」


いただきますをして食べる。

ん、美味しい。

ウィルさんも美味しいと喜んでいる。

よかった。


後片付けをしてお茶をいれる。

明日には隣街に着きたいけど私の体力じゃ無理かもしれないので、途中ウィルさんが抱っこして行くと言う。

確かに。

言いたい事はわかる。

でもウィルさんが疲れないかな?

10歳と言っても長時間の抱っこは辛いと思う。

私の体重のせいじゃないよ?

女の子に体重聞いちゃダメなんだから!

体力つけたいけど。

まぁ、ウィルさんがいいならいっかぁ。

抱っこしてもらおうっと。



獣除けの香をたいてるから大丈夫だけど一応ウィルさんが見張ってくれると言う。

交代した方がいいよね?

と聞くと

子供は気にしないで寝てろと言われた。

ウィルさんも寝ないと明日が辛いよ。

テントは入り口閉めれば自動で結界が張られるから2人一緒に寝ても大丈夫だと言ったら驚かれた。

結界を張るテントって珍しいのかな?

ウィルさんに家のガラクタ部屋から旅に必要な物を持ってきたからと伝えてたんだけどね。

なんにせよ私はオネムのようです。

ウィルさんおやすみなさい。

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