#76~言うべき頼みは力~
先の#73~力の言うべき事~、#74~力の頼み~のBパート的お話です。
少し文が拙かったので修正しました…
話は変わりません。
『この手』の二人をあしらうスタフラ男性店員・立花店長は名前を立花飛鳥と言う。歳は今年で31歳になる。
今は春の終わりごろだが、肌は日に焼けた色黒で筋骨隆々の身体を持っている。
海でサーフィンが似合いそうな、やり手のイケメン店長だ。
肥口は『ここで潰す!』と吠え、立花店長に『ダッ、、』と走り寄る。
右手に持っている棍棒は、手をクロスさせる形で左に溜め、『ブォン!』と右へ水平にスイングする。
棍棒は土系の『土棍棒』で制作した物だ。
立花店長は『棍棒』とは言えないが肥口と同じ技・『土棍棒』で作成した刺又を残す様にして一歩下がる。
『ゴンッ』『ブォンン……』
刺又は振るわれる棍棒が当たり、勢いよくしなる。
衝撃で刺又は振動する様に震えていた。
立花店長は『ふんっ!』と勢いを付け、震える刺又の柄を地面に『ガツン』と押さえつける。
右足でその柄を左に蹴り、棍棒に振り回され『くぅ』と身体が右に流れている肥口の脇腹目がけて刺又の先を当てる。
それを静観している山下は咄嗟の様にして『風の矢!』と発言し、テイクバックしている右手はそのままに、前に構えている左手を前に広げる。
立花店長から少し離れた所に居る山下の左手からは、風の矢が生成され、一連の動きで無防備になっている立花店長に迫る。
立花店長は風の矢に対処する為、身体では無く、口を動かした。
「火生成!」『ボゥ、』
風の矢は立花店長の『火生成』に食われてしまう。
刺又はそのまま肥口の体を『なっ!』と言う悲鳴と共に抑え、『ガスン!』と地面に刺又でぬ射止められた。
立花店長はそこでクイックの発言をする。
「操作」「くっ、や、止め…」
刺又の分かれた先が地面に埋まる。肥口はもがき苦しむ様にしてうめき声をあげた。
立花店長はさらに続け『強化』と発言し、刺又が簡単には抜けない様に土の地面が固まる。
相方が無力化された山下は、辟易した顔で立花店長を睨むが、肥口を抑え込んだ手並みに、自分も同じ様な展開を辿る事しか想像できなかった…
……
…
『ガッ!』『ぐぅ…』『操作、強化!』
立花店長が残る山下を肥口と同じ要領で無力化する頃…
立花店長の腰にある無線が鳴る。『ガッ、BC、成功されました。女の子二人組・男の子一人・二十歳程度の女性一人のお客様です。お買い上げから、車だと思うので、急ぎでお願いします!間に合いますか?』
「えっ!もう!?随分早い…『ガッ』今売り場に出ます。」
と独り言とこれからの行動を無線に伝え、足早に従業員ドアを開けると『いらっしゃいませー!』フードコート横に出て、目的の女の子二人、男の子一人、二十歳ぐらいの女性を見つける。
お困りの解決用に直ぐ近くのカート置き場からカートを一台を引き抜き、目当てのお客様に、それまでの攻防を悟らせない声を出す立花店長であった。
彼はプロである。
不(ry




