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力の使い方  作者: やす
三年の春
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#60~力の欲しい物~

話をうまく進められずに申し訳ありません…一日が長くなってしまう性分ですね…改善に向けて頑張ります…

遅めの朝ごはん・昨日のカレーライスを急いで食べる勝也は考えあぐねている。


飯吹は風間の料理をひとまずは褒めちぎり、尚も朝ごはんを食べている…『あとは…アレがあれば…』と一瞬口からこぼしたが、凪乃は聞いていない…


飯吹の今日は前の休日の振り替え日らしく、一日自由らしい。

初めて会った、名前しか知らない高校の後輩の家・雨田家にそのまま素泊まりする所は肝が据わっていると言うしかない。

『暇をもてあそぶ』と、言う名の『自由気ままな性格』なのだろう…


考えながらカレーを食べる勝也を見て、凪乃は声をかけて急かす。

「勝也君、そろそろ本当に急いでください、許可の無い学校へはロールで着陸出来ませんので、近くの公園まで送ります。後五分でここを出なければ間に合いません。」

『えっ…』と勝也が時計を見ると、既に後20分で正門は封鎖され、職員口から学校に入る事になる。

それでは遅刻になってしまうのだ。ほとんどの児童が無遅刻無欠席なので、一度でも遅刻してしまえば悪目立ちである。

『は、はい…』と急ぐ勝也は急いでカレーライスをスプーンですくい、飲み込む。ほとんど喉に流し込んでいる状態である。


勝也は食後の歯磨きが出来そうにないので、ガムで済ませる事にした。

多くのガムは食品添加物の塊なので常用は避け、長くても10分で終わらせている勝也である。


ガムを噛み続けて無害ならば良いが、人によってはそうでもあるとかないとか…

とある内科の医師は

「歯の為のガムで添加物の塊を噛み続け、染み出た添加物を多く摂取すると、体の健康を損ねてしまう可能性がある…」

と、見解を示しているらしい…※個人差があり、問題ない物や人があります



朝食を胃に流し込んだ勝也は衣類が集まるタンス部屋で、学校の制服へ1分も掛けずに着替えると、昨日の夜・就寝前に用意していたランドセルを肩に担ぎ、登校の準備を終える。

早めに朝ご飯を食べ終えていた厘も凪乃に手伝って貰う形で丁度準備を終えた所だ。

飯吹も勝也達と同じタイミングで帰宅するので、今は昨日の装いになっている。洗濯していたのか、装いは綺麗である。



『では、行きましょう!』と、玄関でドアの前に立つ凪乃。

今日はしっかりと大学の準備も済ませ、ドアを開ける反対の手には、大学講義の勉強道具が入ったカバンがある。

服のスーツは生地に皺ひとつない完璧な姿だ。


『ギィ…』と玄関を引き開ける。その先には待ち人が一人。

「おはよう。厘ちゃん、凪ノン。勝也!!…今日は遅いよ!…」

「あっ!おはよう!お姉様!遅れてごめんなさい…」「!おはようございます。お嬢様、お待たせして申し訳ありません。」

と厘、凪乃が続いて挨拶を交わした所で、春香は最後の人物を見て、反応する。

「って…飯吹さん!?…ど、どうも…昨日は…」

春香は思っても居ない人物に出会い、すました顔を赤くさせる。


対して飯吹は『おぉ、春香ちゃん、おはよう!昨日振りー』と随分フランクに接し、春香は距離感に少し困って見せる。


……そんな場合では無いと、春香は再度言葉を重ねる。

「と、ともかく、早く学校に行きましょう。遅刻しちゃう。厘ちゃん、ロールに乗ろう。」

勝也は朝から待っていたらしい春香に朝の挨拶と、待った事に一言、余計に言ってしまう。

「おはよう、春香、別に勝手に行ってもいいのに…一緒に登校するなんて決めてないだろ……」「勝也君!!」


勝也の余計なひと言を遮るのは飯吹だ。『はいっ!』と面食らう勝也である。

「女の子にここまで(・・・・)言わせてるんだ。黙ってその子の手を引いてエスコートしなくちゃ!!!一宿一飯の恩があっても、見過ごせない。………じゃあ、私は帰るよ!!お母さんによろしく!!”サラダバ”ー!!」

『バイバイー』『さようなら。』『は、はぁ…さようなら…』と言う雨田家に泊まった面子である。


…勝也は凪乃に小さく報告する。

「朝ごはんにサラダが欲しかったみたいですね…」

それを聞く凪乃は溜飲が下がらない感じで答える。

「さ、さぁ?…ともかく急いで下さい。遅刻してしまいます。飛ばしますよ!」



勝也達は凪乃のロールで送ってもらう。勝也にはギリギリ耐えられるレベルに落としてくれた。


朝ごはんにサラダを用意しなかった凪乃の反省の印なのかもしれない…

不(ry

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