#28~力の黒幕~
すみません…オチが分かりづらかったので直しました…
清田校長は警察に通報し、不審者の対処をしようと携帯電話を懐から出す。
それを見て秋穂は焦って言う。
「す、すみません…今警察を呼ばれると…私の剣が…どうしたら…」
「あぁ…これはすまんな…確か、その剣は発現させると…
『5分間は消滅出来ず、その間は肌身離せず。』
だったか…不便じゃのう…私の木なら、ほれ…一瞬で枯れさせられるのだが…」
と言うと『亀様の庭』に突然生えた木が朽ち果てる。
木の一番上に引っかかっていた男は高い所から落ち、両手で地面を叩く様に落ちる。
『ゴツン!』『グヘェ…』
表現は避けるが…『結果』だけ言うと、
『しばらくの間は両手が使えず、動けない』だろう事だけは解る。
…忘れてならないのはもう一つ
竹刀を振り回すも真空の刃に恐怖し、転んで気絶してしまった女子高生こと『久仁ちゃん』だ。秋穂は勿論、面識は無い。
『大丈夫?』と声を掛けるとすぐに意識を取り戻す女子高生。『怖かったぁ…』と涙交じりに秋穂に抱き付いた。
秋穂の持つ刀に『ギョッ!』と驚くも、初めに驚いたのを最後に以後は慣れている様子。
「私は佐奈田久仁子って言います。貴女はもしかしなくても、秋穂さんですよね?『烈土の鬼女』の!!私、ファンなんです!!今、剣道部の主将をしてて…私も晴れて『烈火の騎女』って呼んで貰ってるんです!!その土の剣、私にも教えてもらえませんか?」
『えっ?』と驚く秋穂は自分の後輩に当たる女子の対応に戸惑う。
「剣道部主将で使えるのなら勿論良いけど…大変だよ?…」「はい!勿論です!!」
この剣は清敬高校剣道部主将に脈々と受け継がれている。しかし、力のコントロールが難しく、継承出来ない世代もあったが、今代で復活したようだった。
そのやり取りを聞く清田校長は人知れずニヤけると漏らす…
「ふふ、『烈土の鬼女』と『烈火の騎女』か…初代の『烈風の気女』と先代の『烈水の奇女』はもう少し考えるべきだったか…」
そう、何を隠そう、『亀様の庭』を流布させた立役者はこの清田校長だった。
----------------------------------------所戻って…
「厘ちゃん!私の忘れ物を届けてくれてありがとう!前半の講義は何も持ってなかったから何も出来なかったけど…最後の講義は間に合って、助かりました!…敏い厘ちゃんで良かった……」
この曜日の風間のいつもの予定
『大学の準備等をいろいろして』
は勿論、シャワーや風呂だけではない。
その日の講義の資料等を用意する。もあるが、風間は風呂の一件で金山家に荷物を取りに行く事を忘れていた。それを風間の言う様に敏い厘は清敬大学まで届けに行っていたのだ。
雨田家を陰で動かす残るボス、厘は凪乃の攻略に成功した。
こうして雨田家は風間の魔の手から逃れる事になる。
不定期(ry




