#20~力の入れ所?~
クラスメイトの名付けに時間がかかりました…
一覧でクラス全員分に近い数を作ったので、主要クラスメイトの名前を絞ります
※クラスメイト全員は出しませんが…一応…
勝也が朝の通学路を通って登校しているといつもの様に後ろから声がする
「あっ…勝也!おはよう!」
特に決めてはいないが、なんとなく一緒に登校する事が多い女子生徒だ。
「おはよう春香、今日も歩きか…珍しいな…三日続けてなんて…」
勝也は多少の皮肉を載せて応える。
「だって凪ノンが勝也の家に居るんだもん、最近ロールに乗ってないし…そろそろ私もロールに乗りたいんだよ?」
春香は恩着せがましく言った。
「あー…悪いな…なら、秋穂お姉さんの車に乗せて貰えばいいんじゃないの?」
「秋穂お姉様は最近、バスと電車か凪ノンのロールだよ。車で学校には行きにくいみたい。」
『ふーん…』と空返事をする勝也。続けて『てか…』と切り返す。
「風間おねぇさんをウチに送り込んだの春香だろ?風間おねぇさんをあっちこっちやって、物みたいに扱うのはやめろよな…おかげで…」
と口を噤む勝也は言い続けられない。
「…凪ノンの事聞いたの?そう……まぁ、色々大変だからね…今が幸せなら良いんじゃない?お母様はいろいろと気を使ってはいるけど…凪ノンはそれが申し訳なく思って、それでまたお母様が気遣って…の悪循環だったし、それを一回リセットする為にも、勝也の所で気分転換すれば、お母様の気が晴れて、凪ノンも気兼ねなく出来るし、勝也から解放される厘ちゃんも笑顔になれる。澄玲さんも仕事に集中できるしで、一石四鳥じゃない。みんなうまく回るんだよ。」
春香は事もなげに暴露した。
「げぇ…やっぱり春香の差し金かよ…まぁ…そういう事なら…」
と一通りの事を前向きに考える勝也。食事の献立等はうまく出来ている自覚は無く、一応は病気にならない程度の物しか用意出来ていなかった。料理の負い目が無くなるなら、風間の好意に甘えたい気持ちが首をもたげる。そんな裏事情があるなら春香の案に乗っても良いかと思い始める勝也だった。
校舎に辿りつき、一組の教室に行くと、また別の案件が顔をのぞかせる。
勝也が教室に入ると賑やかにクラスメイトが話し合っている。
黒板の隅にはこう書かれていた。
『遠足の班決めをしておく事。五時間目までに男子女子それぞれ3人ずつの6人グループを作っておくように。決まっていない場合、先生の方で班決めを行います。』
「げっ…また面倒な…」
と勝也が漏らす。教室にはすでにクラスメイト全員がいる。
今は男子女子それぞれ15人ずつだ。転校生が二人来た事で一組はクラスメイト30人でキリが良くなっている。
勝也達が教室に来たのを見ると、黒板の前に立つ女子が一人。
斉木茉奈が話し始める。
「班決ーめーます!」「マナーモードか……」「やべぇ、音がなってる!」
男子の誰かが合いの手を入れるといつもの様に返す斉木。
「静かに!話を聞け!!」「………」
斉木が一睨みを入れると黙る男子達、怒らせるとうるさくなるのが斉木マナこと愛称はマナーモードである。略してマナー。名前そのままだ。
…実は男子が裏で、うるさい木とも呼んでいる。本人にはまだ知られていない。
「遠足の班を先生が決めると出席番号とかになるだろうから、絶対に班は私たちで決めます!授業合間の休み時間で決められなかったら昼休みを潰して決めるからね!」
『まぁ…』『だな…』と返す声もちらほら聞こえる。
「まずは男子女子三人ずつ好きに組んで、決まった人達から名前を黒板に書く事。余った人達は私が決めるからそのつもりで!男子女子の組み合わせは後で決めるからね!」
斉木が静かにした空気から徐々にいつもの調子に戻すクラスメイト達、遠足と言っても大した行事ではないので、皆好き好きに組むようだ。
勝也は丁度あまりそうな者同士として七川とひとまずは組む事にする。そこで朝の会を始める鐘が鳴り、班決めは中断される。神田先生が現れるといつもの学校生活が始まった。
今の所はファンタジー要素皆無ですが…
不定期に(ry




