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努力で生き抜くこの世界  作者: こっさむ
第四章 凡才と天才
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凡才と天才

ご覧いただきありがとうございます!

よろしければ、この話の読み終わりにでも【ブックマークへの追加】や【★★★★★評価】をポチッと押していただけると、今後の執筆の大きなモチベーションになります!


それでは、どうぞお楽しみください。

エリオットとの五本勝負から、十日が過ぎた。


勝敗は三対二。


結果だけを見れば負けだった。


それでも、前回の四対一とは違う。あの日から何度思い返しても、最後の一本だけが特別だったわけではなかった。一本目で読まれ、二本目でこちらが位置を使い、三本目ではそのやり方を逆に利用され、四本目でさらに変え、五本目では互いにそれまでの情報を使いながら戦った。


俺が変われば、エリオットも変わった。


そしてエリオットが変われば、俺もまた変えなければならなかった。


あれから毎日、その繰り返しを意識している。


朝は街の外周を走り、坂道では短い全力走を挟む。戻れば跳躍や片足での姿勢維持、身体を支える鍛錬を行い、そのあとで剣を握る。休憩時間には魔力を両手と両足へ流し、歩きながら、走りながら、さらに剣を振りながら維持する練習を続けた。


四か所へ同時に魔力を流すだけなら、以前より長く維持できる。


だが剣を振れば崩れる。


走ればもっと早く崩れる。


両方同時なら、数秒も保たない。


今日も同じだった。


右手、左手、右足、左足へ薄く魔力を流す。その状態で木剣を構え、一歩踏み込んだところまでは保てた。


振る。


右手側が乱れる。


二振り目に入る前に、左足の魔力も散った。


「……もう一回」


構え直す。


一度目と同じ失敗をしないよう、今度は剣ではなく足へ意識を残す。


踏み込む。


振る。


魔力は残った。


二振り目。


今度は剣先がぶれた。


止める。


成功ではない。


魔力を保てても、剣が崩れたなら意味がない。


再び最初からやり直す。


「相変わらずだな」


後ろから声がした。


振り返ると、ゼノが訓練場の入口に立っていた。


「何が?」


「一つできるようになると、すぐ別のものを足す」


「まだできてない」


「そこじゃない」


ゼノは訓練場へ入ってきて、俺の少し横で止まった。


「フィナが呼んでる」


「依頼?」


「話があるらしい」


俺は木剣を置いた。


まだ予定していた鍛錬は残っている。


でも、呼ばれたなら先に行く。


それも以前より迷わなくなった。



ギルドの奥の部屋にはフィナだけでなく、マルクもいた。


エリオットの姿はない。


少し意外だった。


「座ってください」


フィナに言われ、俺はゼノの隣へ座った。


マルクは向かい側だ。


「エリオットは?」


俺が聞く。


「今日は別の稽古だ」


マルクが答えた。


「お前の話をしたかった」


「俺?」


「ああ」


何の話か分からない。


マルクは腕を組み、少し考えてから口を開いた。


「先日の五本勝負についてだ」


やっぱりそこだった。


「まず、剣だけを見るなら現時点でもエリオットの方が上だ」


はっきり言われた。


俺は頷く。


分かっている。


「技術の吸収も速い。剣筋を見て修正する速度も、距離の取り方も、年齢を考えればかなり優れている。剣士としての才能だけを比較するなら、あいつの方がお前より上だろう」


ゼノも否定しない。


以前なら、それを聞けば胸の奥がもっと重くなっていたかもしれない。


今も悔しくないわけではない。


でも、分かっていたことだ。


「ただ」


マルクが続ける。


「五本目はかなり危なかった」


俺は顔を上げた。


「エリオットが?」


「ああ」


マルクは俺を見る。


「お前は剣士として戦っているようで、途中から剣士だけではなくなっていた」


少し意味が分からなかった。


「剣は使ってた」


「そういう意味じゃない」


マルクは机の上へ指を置いた。


「剣で攻撃する。足で位置を変える。相手を壁際へ寄せる。視線をずらし、進みやすい方向を作り、逆にそこを利用する。途中では魔力まで動かしていた」


「魔力は何もできてない」


「実際の効果はな」


でも、とマルクは続ける。


「エリオットは警戒した。つまり、お前が魔力を動かしたこと自体が一つの情報になった」


前にも考えたことだった。


魔力そのものには何の攻撃力もなかった。


身体を強化したわけでもない。


それでも、相手が知らない動きを見せれば、相手は考える。


その判断も戦いの中に入る。


「お前は剣だけで勝とうとしていなかった」


マルクが言う。


「そこが厄介だった」


厄介。


強いとは言われなかった。


でも、妙にその言葉が残った。


「エリオットに同じことはできない?」


俺が聞く。


「できるだろう」


即答された。


胸の中が少し沈む。


しかしマルクは続けた。


「ただし、今のあいつはやらない」


「なんで?」


「剣で勝てるからだ」


納得した。


エリオットには《剣術 Lv6》がある。


俺より剣が上手い。


一つの道で十分に相手を上回れるなら、わざわざ別のことへ意識を割く必要はない。


「お前は逆だ」


マルクは言う。


「剣だけでは勝てないから、他のものを使い始めた」


否定できない。


最初はそれしか理由がなかった。


シオンには間合いで負けた。


エリオットには剣で負けた。


森では一人で全部を見ることができなかった。


グレイファングの群れを相手にすれば、一頭だけを見ている間に別の敵が来た。


足りなかったから増やした。


剣を振った。


走った。


避けた。


見た。


聞いた。


地形を使った。


相手がどちらへ進みたくなるか考えた。


魔力も触った。


それでも全部、まだ途中だ。


「半端とも言える」


マルクが言った。


「剣はエリオットに及ばない。魔法を専門に学んでいる者には魔法で負けるだろう。足の速い者、弓の上手い者、索敵に長けた者にも、それぞれの分野では上がいる」


「うん」


それも分かる。


むしろ、そういう相手を何人も見てきた。


「それでも実戦で全部を同時に扱えるようになれば、話は変わる」


マルクの声が少し低くなった。


「一つを止めても、別のものが来る。剣を警戒すれば位置を変えられ、位置を警戒すれば足を使われる。そこへ魔法まで本当に混ざるようになれば、相手は考えるものが増える」


俺は黙って聞く。


「一つ一つでは平凡でも、全部を繋げられれば、それ自体は一つの強さになる」


その言葉で、今まで曖昧だったものが少しだけ形になった。


全部を繋げる。


何度も考えてきた。


でも、今までの俺はそれを「足りないから増やす」としか考えていなかったのかもしれない。


剣が足りない。


だから足。


足が足りない。


だから目。


目だけでは足りない。


だから耳。


魔力も使う。


それぞれ不足を埋めるものだった。


でも。


全部を繋げること自体を鍛えたらどうなる。



話が終わったあと、俺とゼノはギルドを出た。


すぐに訓練場へ戻る気にはならなかった。


少し歩きたかった。


二人で街を進む。


昼前のアルネリアは人が多い。商人の荷車が通り、冒険者たちが依頼へ向かい、店先から客を呼ぶ声が聞こえてくる。


「ゼノ」


「なんだ」


「俺って凡才?」


ゼノが俺を見る。


少し考えるのかと思った。


「剣の話ならな」


即答だった。


「もう少し迷ってもよくない?」


「嘘をついてどうする」


それもそうだ。


「魔法は?」


「今のところ普通だな」


「身体は?」


「特別じゃない」


「じゃあ全部普通?」


「少なくとも、生まれつき俺が驚くようなものは今のところない」


改めて言われると、かなり酷い。


でも。


不思議と嫌ではなかった。


「エリオットは天才?」


「剣に関してはそう呼んでいいだろうな」


「ミレイユも?」


以前ドランから聞いた、銀白の髪をした魔法の得意な少女を思い出す。


「魔法についてはそうらしいな」


「ルシアスは魔力が多い」


「そう聞いてる」


世の中にはいる。


見ただけで覚える人間。


人より速く上達する人間。


生まれつき大量の魔力を持つ人間。


一つのものを、俺よりずっと遠くまで伸ばせる人間。


「俺にはない」


「何がだ」


「そういうの」


ゼノは前を向いたまま答えた。


「ああ」


やっぱり否定しない。


俺もそれでよかった。


「でも、《超越》はある」


俺が言う。


「あるな」


「限界まで行けば、その先へ行ける」


「条件を満たせばな」


簡単ではない。


《剣術 Lv4》の先へ進むだけでも、何度失敗したか分からない。


《超越》があるから努力をしなくても限界を超えられるわけではない。


限界へ辿り着き、そのうえで、その外側の技術を成立させるほど積み重ねて、ようやく一歩進めた。


でも、一歩進めた。


「ならいい」


俺が言う。


ゼノが横を見る。


「何がだ」


「才能がなくても」


少し考えて、言い直す。


「なくてもいいわけじゃない。あった方が楽だと思う」


「だろうな」


「エリオットみたいに覚えるのが速かったら、その方がいい」


本当にそう思う。


才能なんていらないとは言えない。


あれば絶対に便利だ。


同じ時間で多く覚えられるなら、その分だけ先へ進める。


「でも、ないものは増やせない」


俺は自分の手を見る。


少なくとも今は。


生まれ持った剣の才能を、急に天才へ変えることはできない。


だから、持っているものを使う。


「剣を続ける」


歩きながら言う。


「身体も鍛える。魔力もやる。《観察》も、《戦域把握》も、《誘導歩》も伸ばす。追跡も覚えたい。魔法だって、水を出すだけで終わるつもりはない」


「また増えたな」


「もっと増えると思う」


ゼノが小さく笑った。


「全部半端になるぞ」


「なら全部、半端じゃなくなるまでやる」


自分でも無茶なことを言っていると思う。


一日は誰にでも同じ長さしかない。


身体にも限界がある。


だから、前と同じやり方では駄目だ。


時間を増やせないなら、一つの鍛錬で複数のものを使う。


走りながら魔力を動かす。


剣を振りながら足を鍛える。


対人戦で《観察》と《戦域把握》を同時に使う。


森を歩けば追跡を学びながら、音と地形を意識する。


食べる。


寝る。


回復させる。


次の日にまた続ける。


努力する量だけでは足りない。


努力の仕方も強くする。


「ゼノ」


「なんだ」


「剣だけなら、エリオットにずっと勝てないかもしれない」


「かもな」


「でも、戦うときに剣だけ使う必要はない」


ゼノが少しだけ口元を上げた。


「やっとそこまで来たか」


俺は足を止める。


「知ってたの?」


「何を」


「俺がそうなるって」


「知らん」


ゼノも止まった。


「俺はお前の先生ではあるが、答えを全部知ってるわけじゃない」


そう言って、俺の額を軽く指で弾く。


「自分で考えろ」


「痛い」


「それくらいで騒ぐな」


また歩き出す。


俺も後を追った。



午後。


訓練場へ戻った。


いつものように剣を振る。


ただし今日は少し変えた。


最初の百回は剣だけ。


刃筋。


足。


腰。


姿勢。


剣そのものの精度を上げる。


そこから足運びを加える。


正面へ踏み込むだけではない。


右へずれ、左へ回り、後ろへ下がり、そこから前へ出る。そのすべてで剣筋が崩れないように繰り返す。


次に右手へ魔力を流す。


剣を振る。


維持。


左手も。


振る。


崩れた。


やり直す。


右足まで増やす。


また失敗。


何度も繰り返す。


そして途中から、目の前にエリオットがいると想像した。


真正面から剣を振っても受けられる。


なら、右へ動く。


相手が追う。


左を空ける。


《誘導歩》。


でも一度見られれば警戒される。


なら同じ空間を見せながら、自分が別の方向へ動く。


剣を振る。


魔力が消える。


最初から。


途中でゼノが相手になった。


当然のように何度も打たれた。


一度目は剣を見すぎて足を取られた。


二度目は位置を意識しすぎて正面の一撃への反応が遅れた。


三度目は魔力操作を混ぜようとして、何もできないまま額を叩かれた。


「多すぎる」


ゼノが言う。


「何が?」


「今のお前が一度に考えられる量だ」


分かっている。


剣。


足。


相手。


地形。


魔力。


全部を意識すれば、どれかが遅れる。


「だからやる」


俺は立ち上がった。


「最初から全部できるとは思ってない」


「なら一つずつ増やせ」


「うん」


最初は剣と足。


そこへ相手の位置。


次に地形。


魔力は最後。


一度に全部を入れるのではなく、崩れなくなったものへ一つずつ足していく。


また構える。


ゼノが踏み込む。


剣が来る。


受ける。


横へ動く。


追撃。


避ける。


位置を見る。


訓練場の端までまだ遠い。


今度は魔力を使わない。


まず、この三つ。


剣。


足。


位置。


ゼノの三撃目を受ける。


四撃目。


肩が動く。


剣は上。


でも答えを決めつけない。


腰も見る。


足も見る。


木剣が来る。


横だった。


遅れた。


肩を打たれる。


「また外れ」


ゼノが言う。


「うん」


悔しい。


でも前なら、なぜ外れたのか分からなかった。


今は分かる。


もう一度。


それを何度も繰り返した。



夕方。


訓練場の端に座り、息を整える。


今日もできなかったことの方が多い。


それでも、少しだけ違う。


今までは一つ一つの技能を伸ばそうとしていた。


《剣術》。


《回避》。


《観察》。


《魔力操作》。


《戦域把握》。


でも、それだけではない。


技能と技能の間にも鍛えるものがある。


剣を振りながら足を使えるか。


走りながら魔力を扱えるか。


敵を見ながら地形を覚えられるか。


位置を把握しながら、次の攻撃を考えられるか。


一つずつならできても、同時にやれば崩れる。


なら、その間を鍛える。


俺は掌を見る。


まだ何も表示されない。


新しい技能もない。


レベルも上がっていない。


それでもいい。


何かを覚えた瞬間だけが成長ではない。


できなかったことが、少しずつできるようになる。


それを繰り返した先で、いつかシステムが名前を付けるのかもしれない。


「レオン」


声がして顔を上げる。


フィナが訓練場の入口に立っていた。


珍しい。


「どうしたの?」


「ゼノさんから聞いていませんか?」


「何を?」


フィナが少し困ったように笑った。


「やっぱりまだでしたか」


後ろを見る。


ゼノが歩いてくる。


「今言おうと思ってた」


「絶対忘れてた」


「忘れてない」


怪しい。


フィナが一枚の紙を差し出した。


地図だった。


アルネリアを中心にしたものではない。


もっと広い。


街道が長く伸び、その先にいくつもの町や村が記されている。


「これは?」


「次の行き先です」


俺はゼノを見る。


「行き先?」


「ああ」


ゼノは俺の横へ来て、地図の一点を指した。


アルネリアよりかなり離れている。


歩けば何日もかかる距離。


「いつまでここにいるつもりだ」


考えたことがなかった。


アルネリアへ来てから、いろいろあった。


エリオットに負けた。


シオンに打たれた。


ダリオから教わった。


グレイファングと戦った。


怪我をした。


一人で森へ行って怒られた。


セラナを見つけた。


村を守った。


《戦域把握》を覚え、育て、《超越》で《剣術 Lv5》へ進み、《誘導歩》も身につけた。


でも。


ここが世界の全部ではない。


「次はどこ?」


俺が聞く。


ゼノが地図を指で叩いた。


「まずは南西だ」


「何がある?」


「行けば分かる」


「教えて」


「町がある」


「それは見れば分かる」


フィナが笑いを堪えている。


ゼノは面倒そうに息を吐いた。


「アルネリアより大きい。冒険者も多い。剣士も魔法使いも、ここで会った奴らとはまた違う人間がいる」


俺は地図を見る。


知らない場所。


知らない人。


知らない魔物。


知らない戦い方。


知らない技能。


胸の奥が少しだけ熱くなる。


「いつ出る?」


「三日後」


「分かった」


即答した。


三日。


それなら、やれることはまだある。


「今から訓練戻っていい?」


「お前は話を聞いた直後にそれか」


「三日しかないから」


ゼノが額を押さえた。


「三日で何か劇的に変わると思うな」


「三日分は変わる」


ゼノが黙る。


フィナが小さく笑った。


「レオン君らしいですね」


俺は地図をもう一度見る。


アルネリアを出る。


少し寂しい。


ここで知り合った人もいる。


でも、止まりたくはない。


エリオットも止まらない。


きっとシオンも、ミレイユも、俺の知らない誰かも、どこかで強くなっている。


なら俺も進む。



その夜。


宿の部屋で剣を壁へ立てかけた。


ゼノからもらったものではない。


ゼノの古い剣。


ラウルからもらった木剣。


ダリオからもらった少し短く、柄の太い木剣。


自分がここへ来てから積み上げたものが、部屋の中にも増えていた。


俺はベッドへ腰掛ける。


エリオットの顔を思い出す。


《剣術 Lv6》。


天才。


俺は《剣術 Lv5》。


そこへ来るだけでも、《超越》が必要だった。


それでも。


次は分からないと言わせた。


剣だけで追いついたわけではない。


足を使った。


位置を使った。


《誘導歩》を使った。


《観察》と《戦域把握》を使った。


まだ役に立たない魔力操作まで、相手の判断を変える材料になった。


なら、それでいい。


俺は剣士になりたいのかもしれない。


でも、剣だけの人間になる必要はない。


魔法使いより魔法が下手でもいい。


速い人間より足が遅くてもいい。


誰かより一つ劣っているたびに、その道を捨てる必要もない。


負けたなら鍛える。


足りないなら増やす。


限界にぶつかったら、越える方法を探す。


そして覚えたものを、全部繋げる。


一つ一つを見れば、俺は凡才なのかもしれない。


それでも。


凡才が一つしか持てないなんて、誰も決めていない。


俺は横になった。


三日後。


アルネリアを出る。


また負けると思う。


今までより強い相手にも会うだろう。


できないことも、もっと増える。


それでいい。


できないことが増えるなら。


鍛えるものも増える。


目を閉じる。


父さんと母さんを守れなかった、四歳のあの日から。


俺はずっと強くなりたかった。


あの頃は、ただ強い剣士になればいいと思っていた。


今は少し違う。


剣だけでは足りない。


俺一人だけでも足りない。


身体も。


魔力も。


目も耳も。


技も。


地形も。


仲間も。


これまで負けて覚えたことも。


これから手に入れるものも。


使えるものは全部使う。


それでも届かなければ、また増やす。


限界が来れば、その先へ行く。


俺には天才の才能はない。


だから。


俺は俺のやり方で、誰より強くなる。


第三章までとは違う答えが、ようやく自分の中にあった。


アルネリアで学んだのは、才能の差を否定することではない。


差はある。


努力しても負ける。


必死に進んでいる間にも、天才はさらに先へ行く。


それでも。


努力しなければ、次も絶対に負ける。


なら、進む。


何度でも負けて。


何度でも直して。


持っているものを、全部繋げながら。


いつか誰にも届かない場所まで。

お読みいただきありがとうございました!

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感想や「ここが良かった」といったご意見もお待ちしております。

それでは、次回の更新でお会いしましょう!

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