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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
東京での、僕たちについて。
56/69

恋人とのすれ違い。つづき

Ep56です!

よろしくお願いします!!

 朝。

 いつものように、ベッドの上で先輩と挨拶を交わす。


いつもは心が満たされて幸せを感じるのに、

今日は、なにかが足りていない。


先輩はいつも通りに接しているようだけど、昨日の話題を避けているためか、少しぎこちない。



僕は、先輩と気まずくなりたいわけではない。

ましてや、先輩を傷つけたり、喧嘩をしたりしたいわけでもない。



だけど、僕はどこかでやるせなさを感じていた。



朝ごはんを食べ、コーヒーを先輩と一緒に嗜んだ後、僕は自分の家に帰る。



…今回のことは、ひとりになって少し考えよう。

そう想い、幹樹先輩と物理的距離を取るために、ゴールデンウィーク中は、実家に帰ることにする。


幹樹先輩に実家に帰ることを連絡する。



 実家に帰った僕は、予定もなくただ自由に過ごしていた。


実家の近くに新しく出来たカフェに立ち寄って、本を読んで過ごしたり、大学の近くまで行って、ひとり焼肉をしてみたり。

焼肉屋は、大学の頃からお店にいる店長がサービスをしてくれる。



久しぶりにひとりで過ごす時間は、新鮮だ。

ぼうっと想いに耽ることが出来る。


……先輩は、ご家族と上手く行っていないのだろうか。


先輩が入院した時に、連絡が取れる家族はいないと看護士さんが言っていたことを思い出す。



でも、僕はこれからずっと一緒に生きていくなら、

それは僕たちだけの話ではない気もすると思うのだ。



お母さんに、僕は幹樹先輩のことを伝える。

僕が男性と付き合っていることに、さほど驚きはしなかった。


先輩についての悩みを伝える。

先輩がご家族に付き合っていることを話さないと言っていること。


「僕は、先輩にも幸せになってほしいと思うし、ご家族のことも、上手く行ってほしいと思う。……その責任もあると思うんだけど。」



僕の言葉を黙って聴いていたお母さんは、はっきりと言う。



「春輝。

それは、あなたの正義の押し付けじゃない?」



胸がどきりとした。図星を突かれたような感覚。

だけど、僕はそれを、お母さんに言われるまで自覚をしていなかったのだ。


「……そうかも。」


「もっと、先輩のことを知ってみたら。」

「うん。ありがとう!」



僕は、決断をして、幹樹先輩に連絡をしたー。

いつもありがとうございます!

これからもよろしくお願いします⭐︎

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