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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
東京での、僕たちについて。
55/69

恋人とのすれ違い。

Ep55です!

よろしくお願いします!

 僕が24歳になってしばらく、僕は社会人3年目として柏木と共に仕事をこなしていた。


今年は勝負の年。

僕たち営業の3年目は、そう言われている。


ここで成果を出せれば希望の部署移動が叶うらしい。


僕は気合いが入る。


既にお世話になっている書店と、新しく開拓する書店に営業をし、戻ってきたら報告書の作成と次の仕事の準備を行う。


気がつくと、時刻は19時。既に退勤時間から1時間が経過していた。


「お疲れ様です。」

明日から、ゴールデンウィーク休暇だ。

今日は、先輩の家に行き、ご飯を食べる約束をしている。僕は慌てて帰る。



「先輩!おかえりなさい!」

お好み焼きの野菜を切りながら、先輩を出迎える。


「ただいま。準備ありがとう。」

「あとは焼くだけです。」



先輩と一緒に、お好み焼きを作る。

豚バラを入れたもの、長芋を入れたもの、卵を入れたもの、明太子を入れたもの、4つ。


「美味そう」

先輩はお好み焼きの上で踊る鰹節と同じように体を揺らしている。



「いただきます。」

先輩と僕は、熱々のまま口に入れる。


「おいしい!」

口をヒリヒリさせながら、僕は言う。


「美味いな。」

ヒリヒリした口に、冷たい飲み物を流し込む。

これが中々乙なのだ。



 お腹を満たした僕たちは、シャワーを浴びて、リビングでゆったりと過ごす。



「なぁ、春樹。」

先輩は、僕を見る。


「…一緒に暮らさないか。」

「え?」


「最近、お前ここに来ること多くなってきてるし。…これからもずっと、お前といたいから。」


先輩の提案と想いを、僕は受け取る。


「はい!是非、暮らしましょう。」

そして僕は言う。


「嬉しい。」

先輩は笑う。


また、先輩との幸せな時間が増える。

そう思うと、僕の心は嬉しさが溢れ出す。


僕は先輩の肩に頭を預けて、しばらく静かな時間を過ごす。



「……幹樹先輩。」

「ん?」


「僕、先輩とこれからもずっと一緒に過ごしたいと思ってます。」


僕の言葉に、先輩は優しく微笑み僕の髪を撫でる。



「…だから、一緒に暮らすこと、お互いの家族に話しませんか?」


僕の言葉に、先輩の髪を撫でる手は止まる。

戸惑った表情を見せる。


「……お互いの家族に?」

先輩の表情は髪で隠れて見えない。


「はい。…僕は先輩のことを両親に紹介をしたいと思っています。」


僕の言葉に、先輩はぽつりぽつりと言う。


「……お前は、話したらいいんじゃないか。」

「先輩は?」


「……俺は、絶対に言わない。」


……なんで。そう言いたい気持ちを押し込める。

なぜなら、幹樹先輩の表情はなく、どこか冷めていたからだ。



「もう寝よう。」

僕は、先輩に手を引かれて寝室へ向かったー。



今日もありがとうございました!!!

これからも、よろしくお願いします!

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