恋人とのすれ違い。
Ep55です!
よろしくお願いします!
僕が24歳になってしばらく、僕は社会人3年目として柏木と共に仕事をこなしていた。
今年は勝負の年。
僕たち営業の3年目は、そう言われている。
ここで成果を出せれば希望の部署移動が叶うらしい。
僕は気合いが入る。
既にお世話になっている書店と、新しく開拓する書店に営業をし、戻ってきたら報告書の作成と次の仕事の準備を行う。
気がつくと、時刻は19時。既に退勤時間から1時間が経過していた。
「お疲れ様です。」
明日から、ゴールデンウィーク休暇だ。
今日は、先輩の家に行き、ご飯を食べる約束をしている。僕は慌てて帰る。
「先輩!おかえりなさい!」
お好み焼きの野菜を切りながら、先輩を出迎える。
「ただいま。準備ありがとう。」
「あとは焼くだけです。」
先輩と一緒に、お好み焼きを作る。
豚バラを入れたもの、長芋を入れたもの、卵を入れたもの、明太子を入れたもの、4つ。
「美味そう」
先輩はお好み焼きの上で踊る鰹節と同じように体を揺らしている。
「いただきます。」
先輩と僕は、熱々のまま口に入れる。
「おいしい!」
口をヒリヒリさせながら、僕は言う。
「美味いな。」
ヒリヒリした口に、冷たい飲み物を流し込む。
これが中々乙なのだ。
お腹を満たした僕たちは、シャワーを浴びて、リビングでゆったりと過ごす。
「なぁ、春樹。」
先輩は、僕を見る。
「…一緒に暮らさないか。」
「え?」
「最近、お前ここに来ること多くなってきてるし。…これからもずっと、お前といたいから。」
先輩の提案と想いを、僕は受け取る。
「はい!是非、暮らしましょう。」
そして僕は言う。
「嬉しい。」
先輩は笑う。
また、先輩との幸せな時間が増える。
そう思うと、僕の心は嬉しさが溢れ出す。
僕は先輩の肩に頭を預けて、しばらく静かな時間を過ごす。
「……幹樹先輩。」
「ん?」
「僕、先輩とこれからもずっと一緒に過ごしたいと思ってます。」
僕の言葉に、先輩は優しく微笑み僕の髪を撫でる。
「…だから、一緒に暮らすこと、お互いの家族に話しませんか?」
僕の言葉に、先輩の髪を撫でる手は止まる。
戸惑った表情を見せる。
「……お互いの家族に?」
先輩の表情は髪で隠れて見えない。
「はい。…僕は先輩のことを両親に紹介をしたいと思っています。」
僕の言葉に、先輩はぽつりぽつりと言う。
「……お前は、話したらいいんじゃないか。」
「先輩は?」
「……俺は、絶対に言わない。」
……なんで。そう言いたい気持ちを押し込める。
なぜなら、幹樹先輩の表情はなく、どこか冷めていたからだ。
「もう寝よう。」
僕は、先輩に手を引かれて寝室へ向かったー。
今日もありがとうございました!!!
これからも、よろしくお願いします!




