みんなでBBQ!続き
Ep.53です!!
よろしくお願いします!
日が暮れてきたので、僕たちは片付けを行う。
「先輩、食器全部洗い終わりました!」
すっかりと元気になった冬真は僕に大きな声で言う。
「ありがとう。こっちも片付けが終わる。…冬真、施設でアイスが貰えるみたいだけど、食べに行くか?」
僕は提案する。
「はい!!」
冬真は嬉しそうに頷く。
夏生と幹樹先輩の2人と一緒に、施設の食堂に向かう。
アイスは、チョコレート、きなこ、バニラ、抹茶、黒蜜がある。2つ選ぶことが出来るようで、僕はきなこと抹茶を選ぶ。冬真は、チョコと黒蜜だ。
アイスを食べながら、僕は問う。
「そういえば、近藤さんとは続いてるのか?」
秋冬名物コンビ。僕が3年になった時に付き合い始めたことを聞いていた。
「…遠距離恋愛、俺向かないみたいで。」
寂しそうに彼は言う。
「……別れたのか?」
「はい。」
「…そっか。お似合いだったのに。」
「……でもあいつもう付き合ってる人いるみたいで。」
「そうなんだ…。」
惚気話でも聞こうと始めた僕だったが、予想外の展開に戸惑う。
「俺も前に向かなきゃなー。」
弱々しく、呟く。
「冬真なら大丈夫だよ。」
「春輝先輩ーーー!」
冬真は泣きつく。
僕は可愛らしい彼を受け止める。
そんな僕たちのところに、幹樹先輩と夏生が寄ってくる。
僕を見つめる先輩は、少し不機嫌な表情をしている。
「お前らほんと仲良いなぁー。」
夏生は楽しそうに言う。
「春輝。」
先輩は、僕の横に座る。
「アイス食べましたか?」
「食べた。」
先輩は拗ねている。
夏生と目配せして、それは僕のせいだと悟る。
なんとも可愛らしい幹樹先輩。
帰りの車で、僕は隣に座る冬真に話しをする。
「冬真。僕から話がある。」
「どしたんですか?」
「僕と幹樹先輩、付き合ってるんだ。」
「付き合ってる?」
「うん。恋人同士。」
「そうなんですね!!……だからさっき機嫌悪かったのか。」
驚いたのも束の間、彼は小さく呟く。
「……で、なんで俺に教えてくれたんですか?」
彼は、僕を見る。
「冬真には知っておいて欲しかったから。」
「ありがとうございます。……このこと知っても、俺春輝先輩と今まで通り仲良くさせてもらってもいいですか??」
冬真は前屈みで僕にたずねる。
「う、うん。もちろん。冬真は大事な後輩だから。」
僕の返答を待ち、幹樹先輩を見る。
「…いいよ。」
渋々と言う感じだ。
でも、冬真はそんなことお構いなし。
「ありがとうございます!!」
そう言ってお礼をした。
そんな冬真を見て、僕と夏生はおおいに笑ったー。
今日もありがとうございました!!
これからも、よろしくお願いします⭐︎




