みんなでBBQ!!
Ep52です!
いつもありがとうございます!
よろしくお願いします!
秋が深まった頃、冬真から誘われてカフェで落ち合う。
「どしたんだ?」
僕はコーヒーを飲みながら冬真に問う。
すると、冬真は机に突っ伏す。
「……ほんとどしたんだよ。」
僕は慌てる。
彼はくずりながら言う。
「……俺、組織に向いてないかもしれない。」
「どういうこと?」
「会社に入って半年……。先輩にいつも怒られるんです。俺ばっか。仕事も上手く出来ないしー……もう俺ダメですよー。」
しょげた顔をしながらアイスコーヒーのストローに口をつける。
頬にはおしぼりの跡が付いている。僕は思わず笑う。
そんな僕に、冬真は不服そうだ。
「気分転換でもするか!」
僕は冬真に提案をする。
「気分転換?」
「うん。BBQでもしよう。」
「……はい。」
1週間後。幹樹先輩と夏生を誘って4人でBBQを行う。
川辺にあるBBQ場で、僕たちは涼しい風を浴びながら肉と野菜を焼いていく。
移動中も元気がなかった冬真も、もくもくと食べている。まだまだ表情は硬い。
「なにかやなことがあったときは、沢山食べて沢山寝ることだよ。」
僕の言葉で、なぜか冬真の涙腺は崩壊した。
一同驚きはしたが、それだけ冬真が頑張っていたんだと納得する。
「泣きたい時は、大いに泣けばいいよ。」
僕はそっと、彼の頭を撫でる。
今日は冬真をとことん甘やかそう。
そう思ったのは、他の2人も一緒のようだ。
一通り食べた僕たちは、運動がてら釣りをする。
何種類か数匹釣れた僕たちは、施設の人にお願いをして焼いてもらう。
魚の塩焼き。
「うん。美味い!!」
夏生が言う。
冬真にも笑顔が見られる。
「自分でとった魚を食べるって格別だよな。」
僕の言葉に、彼は頷く。
「冬真。……泣いた分だけ笑えるから。
冬真は十分やってる。大丈夫だから。信じろよ。」
優しく、エールを送る。
「ありがとうございます。」
冬真は深く頭を下げる。
「元気になったか?」
「はい!!」
彼はいつもの笑顔で返事をする。
「ならいい。」
「ありがとうございます!」
冬真と僕は2匹目の魚の塩焼きにかぶりつた。
ありがとうございました!!
最近あんま涼しくならないですねー…。
これからもよろしくお願いします!




