恋人として出来ること。
Ep50です!
今日もよろしくお願いします!
今日は、仕事終わりに夏生とご飯を食べている。
お互いに健康に気をつけようという話題になり、今日は和食の定食屋になった。
焼き魚にお刺身、出汁巻きになすの煮付け、金平に味噌汁、ご飯。
「……美味い。」
どれもこれも、身体に沁みていく。
ご飯と味噌汁はおかわり自由というサービスに甘えて僕らはおかわりを注文する。
「はーい。いっぱい食べてね。」
女将さんも、とても良い人のようだ。大盛りにしてくれる。
「ありがとうございます。」
よそいたてのご飯に手をつけた時、夏生が言う。
「幹樹先輩とは、上手く行ってんの?」
「うん。おかげさまで。」
「よかった。」
「ありがとう。夏生が背中を押してくれたから、諦めずにいれた。」
「お前は幸せになってほしいからな。」
照れくさそうに彼は笑う。
「幹樹先輩はやっぱ彼氏になっても変わらないの?」
夏生からの質問に、僕は思わず顔を赤らめる。
「変わらないというか…、なんか激甘になった。」
僕の返答に、夏生はご飯を食べる手を止める。
「激甘?」
「そう。激甘。これでもかってぐらい僕を甘やかしてくる。普段もそうだし、その……キスとかもすごく優しくて、照れる……。」
こないだの夏祭りの時のキスを思い出す。
顔から火が出そうだ。
「良いじゃん。それだけ春輝のことが大事なんじゃないの?」
夏生は平然と言う。
「そうなのかな。僕付き合ったことないから…、されるがままというか…。恋人ってどうするんだろう。」
先輩と恋人同士になって、間もない頃は浮かれていて、ただ幸せだった。
もちろん、今も幸せだけれども、だからこそ、僕は先輩の恋人としてどうすれば良いのか迷っている。
僕も、先輩に何かしてあげたい。そんな気持ちになる。
「いいんじゃないの?それで。」
僕の考えにストップをかけたのは夏生だ。
「え?」
「何をしたら正解とかないでしょ。お互いが幸せでお互いを大切に出来てるなら、それでいいんじゃない?」
「……正解はない。」
「あんまり難しく考えんなよ。」
夏生は優しく微笑む。
「うん。ありがとう。」
初めて好きな人と付き合えた僕にとっては、前途多難。だけど。…少しずつ頑張ってみよう。
ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
明日もよろしくお願いします!




