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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
東京での、僕たちについて。
50/69

恋人として出来ること。

Ep50です!

今日もよろしくお願いします!

 今日は、仕事終わりに夏生とご飯を食べている。

 お互いに健康に気をつけようという話題になり、今日は和食の定食屋になった。 


焼き魚にお刺身、出汁巻きになすの煮付け、金平に味噌汁、ご飯。


「……美味い。」

どれもこれも、身体に沁みていく。


ご飯と味噌汁はおかわり自由というサービスに甘えて僕らはおかわりを注文する。


「はーい。いっぱい食べてね。」

女将さんも、とても良い人のようだ。大盛りにしてくれる。

「ありがとうございます。」


よそいたてのご飯に手をつけた時、夏生が言う。

「幹樹先輩とは、上手く行ってんの?」


「うん。おかげさまで。」

「よかった。」

「ありがとう。夏生が背中を押してくれたから、諦めずにいれた。」


「お前は幸せになってほしいからな。」

照れくさそうに彼は笑う。


「幹樹先輩はやっぱ彼氏になっても変わらないの?」

夏生からの質問に、僕は思わず顔を赤らめる。


「変わらないというか…、なんか激甘になった。」

僕の返答に、夏生はご飯を食べる手を止める。


「激甘?」

「そう。激甘。これでもかってぐらい僕を甘やかしてくる。普段もそうだし、その……キスとかもすごく優しくて、照れる……。」


こないだの夏祭りの時のキスを思い出す。

顔から火が出そうだ。


「良いじゃん。それだけ春輝のことが大事なんじゃないの?」

夏生は平然と言う。


「そうなのかな。僕付き合ったことないから…、されるがままというか…。恋人ってどうするんだろう。」



先輩と恋人同士になって、間もない頃は浮かれていて、ただ幸せだった。


もちろん、今も幸せだけれども、だからこそ、僕は先輩の恋人としてどうすれば良いのか迷っている。



僕も、先輩に何かしてあげたい。そんな気持ちになる。



「いいんじゃないの?それで。」

僕の考えにストップをかけたのは夏生だ。


「え?」


「何をしたら正解とかないでしょ。お互いが幸せでお互いを大切に出来てるなら、それでいいんじゃない?」


「……正解はない。」

「あんまり難しく考えんなよ。」

夏生は優しく微笑む。


「うん。ありがとう。」


初めて好きな人と付き合えた僕にとっては、前途多難。だけど。…少しずつ頑張ってみよう。

ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか。

明日もよろしくお願いします!

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