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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
東京での、僕たちについて。
47/69

幹樹先輩とのデート。②

Ep47です!

今日もよろしくお願いします!

 休日。幹樹先輩とデートをする。 

 今日はお互いに気になっていた映画を観て、夏物の服を買いに行く。


「春輝、カジュアルな服も似合うんじゃない?」

先輩は僕にいろんな服をあわせながら言う。


「そうですか?フード付きとか着たことがないです。」


「うん。だから、着てみたらいいじゃん。」

そう言って、先輩は見繕った服をいくつか僕に渡してくる。



「…じゃあ、着てみます。」

「行ってらっしゃい!」


幹樹先輩に選んでもらった服をいくつか着てみる。黒色のフード付きのパーカー、黒のジーンズ、いつもよりも格好いいデザインのシャツなどだ。


肌触りが心地よくて着やすい。


「先輩、どうですか?」

試着した自分を見てもらう。

「うん。似合っている。」

「これ買って着てみます。」


やっぱり先輩の見立ては間違いない。


先輩もいくつか服を買って、僕たちは夕飯を食べる。


「先輩、次の職場はどこなんですか?」

「税理士事務所に雇ってもらうことになった。俺、ずっと経理を続けられるようにしようと思って。勉強がてら。」


「いいですね!!」

「お前が俺のことを信じてるって言ってくれたから。頑張ってみようと思って。」

「嬉しいです。」

先輩も嬉しそうに笑う。



「そう言えば、お前冬と仲良いんだな。」

揚げたての天ぷらを食べながら先輩は言う。


「え?」

「名前呼び。珍しいじゃん。」


「確かに。僕が名前で呼ぶのは幹樹先輩と夏生ぐらいですからね。」

「うん。…なんで?」


「最後の夏合宿の時に、冬真に泣きながらお願いされまして。」

思い出し笑いをしながら答える。


先輩は、僕を黙って見る。


「あいつ、僕に憧れてたみたいで。僕の真似ばっかしてきた可愛い後輩なんです。


……でも、それだけじゃない。冬真は、僕がこれまで頑張ってきたこととか、そういうの見てくれていて。


僕が後輩たちから無視されたことあったでしょ?


そん時に、冬真が僕のためにすごく怒ってくれて。



ーー僕、あいつに救われたんです。」


「信頼してるんだな。」

「はい。僕、先輩に出会うまで…や、先輩に追ってあの大学に入るまで、僕なんて何の取り柄もない人間だって思ってたけど。


僕って、本当に人に恵まれてるなって思うんです。


本当に、ありがたいことです。」


僕の言葉に、幹樹先輩は、静かに言う。



「春輝が、愛される人間だからだろう。」


「……ありがとうございます。」



しばらく僕たちは、静かにお酒を飲んだー。

いつもありがとうございます。

今日はいかがでしたでしょうか?

これからも、よろしくお願いします。

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