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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
東京での、僕たちについて。
43/69

新たな年のスタート。

Ep43です!

今日も、よろしくお願いします!

 大晦日。僕は先輩の家にお邪魔して、年越しそばとおかずの準備をする。


本来ならば、新年のカウントダウンを一緒にやりたいところだが、先輩にまだ無理はさせられない。

今日も早い時間に寝てもらいたい。


少し早い晩ご飯として、年越しそばを一緒に食べることにする。


「久しぶりにそば食べる。」

先輩はそばを食べながら言う。

「僕も久しぶりかもしれません。」

「美味いな。」

「はい。」


そばを食べて身体が温まった僕たちは、近場の神社に向かう。



 神社には、すでに何組かが参拝に来ている。


今年は社会人1年目ということもあり、時が過ぎるのがいつも以上に早かった気がする。


あっという間の1年間だった。


幹樹先輩と付き合ってはいないけど、こうやって一緒に大晦日を過ごせることは、ありがたいことだ。


来年も、こういう先輩との時間を大事にしていこう。



参拝が終わり神社を出ようとしたところで、幹樹先輩に呼び止められる。


「春輝。」

「はい?」


先輩は目を泳がせながら、少し緊張した様子を見せる。


「あのさ。こないだの告白のこと、もっかい考えさせてほしい。…散々自分勝手な感じで言っててごめんだけど。」


気まずそうに先輩は俯く。


「まだ、先輩のこと諦めなくていいんですか?」

僕は、おそるおそる聞く。


幹樹先輩は頷いて言う。


「…うん。出来れば、そうしてもらえると嬉しい。」


先輩の返答に僕は舞い上がる。

「はい!!!」


そんな僕の頭を、先輩は少し戸惑ったあと撫でて笑った。


 

 翌日。

 先輩と夏生、僕で新年を祝う。


「明けましておめでとうございます!!」

今日はアルコールを封印して炭酸水で乾杯だ。


「幹樹先輩、元気になってきましたね。」

夏生が嬉しそうに言う。


「うん。2人のお陰だよ。本当にありがとう。」

先輩は僕たちに頭を下げる。


「いえいえ、出来ることをしただけですから。」

僕たちは先輩の肩に手を置き、頭を上げてもらう。



夏生と僕で分担して準備したおせちとお吸い物を食べながら、僕は先輩に問う。


「お仕事は、どうされるんですか?」

過労で倒れたのだ。しかもこの前同僚に裏切られたとも言っていた。


「…来年の春から別の職場で働けるように、転職活動を始めようと思ってる。」


「それがいいかもしれないですね。」

僕たちは先輩の言葉に同意をする。

 


 今日から新たな1年が始まる。気持ちも新たに前に進む良い機会だ。


僕は先輩の決意を応援しようと思った。

ありがとうございました⭐︎

いかがでしたでしょうか??

明日もまた、よろしくお願いします!

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