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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
僕と先輩の出会い〜大学生活について
29/69

本格的な就活。

EP29です!

よろしくお願いします!!

ごゆっくり。

 4年生になった。

 オーキャンスタッフは、立川をリーダーに据えて今年度の活動をスタートさせている。毎年恒例になった新入生歓迎イベントも成功し、今年度のオーキャンスタッフは、5人入った。


今年入ったメンバーの中には、僕に憧れてこの大学に来た学生もいるようで、なんだか恥ずかしい。


部室の様子を見守っていると、みんな協力して上手くなっているようだ。2年生になったみんなも張り切っている。


「いい感じだな。」

夏生と3年生を褒めてみる。

「はい!来月の夏合宿、楽しみにしておいてください!」


元気いっぱいの彼らを見ながら、僕たちは就活の準備を進める。

東京で就職するためには、就活も東京で行う必要がある。オンラインでの面接をやってくれる企業もあるが、最終面接に近づけば近づくほど、東京に行かなければならない。お金も時間もかかる。……それでも、幹樹先輩に会うため。


「お前次東京に行くのいつ?」

夏生が僕に問う。

「んー来週だな。この時は2社面接があるから3泊ぐらいする予定。」

「お、なら俺も一緒に行っていい?ちょうど説明会と面接があって。」

「うん。もちろん。」


 翌週。

 僕たちは夜行バスで東京に向かい、荷物を持ちながら移動をする。

お腹が空いて仕方がないので、朝からやっているチェーン店で朝ご飯を食べてお腹を満たす。


ビジネスホテルにチェックインをして、荷物を片付ける。僕たちはホテルで面接の準備を進める。


「そういえば、幹樹先輩に東京で就活してることを伝えた?」

夏生が僕を見る。


「いや……言ってない。」

「なんで?!」

夏生は驚く。


「だって、東京に行くって約束を信じてるのは僕だけだろうし。迷惑かなって。」


「そうかー?嬉しいと思うけどな。」

「それでも僕には先輩に東京で就活していることは言えないよ。……もし拒否されたらショックだし。」


僕はボールペンを握りしめる。


「そうか…」

「もし東京で就職が決まったら、先輩に言うよ。」

「おう。頑張って内定もらおうな。」

「うん。」


僕たちは、翌日から黒のスーツを身に纏い、それぞれの企業へ足を運ぶ。



 地元へ戻った頃には、気力がなくなっていた。

着の身着のままベッドにダイブする。


このまま意識を手放そうとしていた時、携帯に着信が来る。


「幹樹先輩?」

僕は電話に出る。


「もしもし。」

『もしもし。春輝、元気?』

「はい。…就活が忙しいですけど。」

『今が頑張りどきなんだな。』

「はい。…あ、なんかありましたか?」

『え?』

「や、先輩から電話なんて久しぶりだから。」

『特に用はなくて。春輝の声が聞きたかった。』

「そうなんですね?」

『うん。最近仕事忙しくてさ。家帰ってぼーっとしてたら、春輝の顔が浮かんで。』

「嬉しいです。僕も先輩と話せて元気出ます。」


それから僕と先輩は15分ほど話をして電話を終了した。

就活の話を聞かれて、僕は曖昧に濁してしまった。


今は、先輩に胸張って会えるように頑張ろう。



いつもありがとうございます。

これからも、よろしくお願いします。

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