表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
僕と先輩の出会い〜大学生活について
22/69

先輩の卒業。

EP22です!

いつもありがとうございます。

今日も、よろしくお願いします!

 雪が解けて、下を向くとたんぽぽが可憐に咲いている。ーー春。


 部室では1年生メンバーの2人が戯れ合う。もう、見慣れた光景だ。微笑ましく見守っていると、夏生が言葉を発する。


「秋冬コンビはほんと可愛いなぁー。」

「あきふゆ?」

近藤(こんどう) 秋穂(あきほ)、通称秋。立川(たちかわ) 冬真(とうま)、通称冬。だから秋冬コンビ。」

夏生は説明をしてくれる。


「あぁ、そういうこと。うん、可愛いね。」

僕がふっと笑って見せると、そばに居た橋本さんも楽しそうに笑う。

「……橋本さんも、どんどん慣れてきたね。」

僕の言葉に、彼女は嬉しそうに笑う。


「なぁ、春輝。ずっと気になってたんだけど、俺と幹樹先輩以外は苗字呼びだよな。なんで?」

彼は不思議そうだ。


「そだっけ?」

意識したことがなく、素直に答える。


「うん。なんで?」

「なんで……。理由はないけど。それが1番しっくりくるというか。」

……確かに、他のみんなはそれぞれに名前や愛称で呼ぶことが多い。

でも僕はそれに倣おうとしたことはなかった。


「ふーん。……じゃあ俺と幹樹先輩は特別ってことか!!」

夏生は嬉しそうに言う。

「そういうことにしとけよ。」

彼の嬉しそうな笑顔を見ながら、確かに僕は思う。


彼は2人は、間違いなく僕にとっての特別だー。



 卒業式。

 先輩たちは、卒業式後に部室に来る。

女性の先輩は袴を履いて色鮮やかな装いをしていて、幹樹先輩ら男性の先輩はスーツを格好良く着こなしている。


「卒業、おめでとうございます。」

僕たちはお祝いの言葉と花束を渡す。


先輩たちはお礼を言う。

「これからも、頑張ってね。」

先輩たちからエールが送られる。

「ありがとうございます。」


先輩たちが帰るまで、僕たちはそれぞれに過ごす。


「春輝。」

顔を上げると幹樹先輩がいた。

「先輩。」

「隣、いい?」

僕の隣を目で見る。

「はい。」


「イメチェン、最近頑張ってんじゃん。髪型、上手くなった。」

今日は卒業式だ。コテを使って癖をつけて仕上げた。

「嬉しいです!ありがとうございます!」


素直に喜ぶ僕がそんなに可笑しかったのか、先輩は笑う。


「やっぱ、お前はいいやつだな。」

「え?」


「素直で、表裏なくて、いつも真っ直ぐで、真面目で。……俺には、お前が眩しいよ。」


……何を言ってるのだろうか。眩しいのは先輩なのに。


「春輝。」

先輩は、僕を見る。

「ありがとう。お前に出会えて楽しかった。…お前も東京来るか!?」

先輩はいたずらに言う。

「え?」

「また、俺を追って東京に会いに来てくれるか?」


先輩の言葉に、僕は迷わず言う。

「行きます!!!」

勢いが良かったのか、先輩はたじろぐ。


「……ばっか、冗談に決まってるだろ…。」

「いや、絶対行きます!待っといてください!」

戸惑う先輩に言う。


「…はいはい、待ってるよ。」

先輩は呆れたように笑う。


「はい!」





ありがとうございました!

お盆も終わりますね。。明日からも頑張りましょう!

これからも、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ