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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
僕と先輩の出会い〜大学生活について
14/69

風のように通り過ぎる秋学期。

いつもありがとうございます。

EP14ですー!

ごゆっくり!

 9月に入り、再び履修登録に講義開始、課題とオーキャンスタッフの活動に追われていると、季節が巡っていた。


「さっっっむ!!」

夏生と共に、身体を縮こませる。


この間まで、暑い暑いと言い放ってたくせに、今は口を開けば寒い寒いのオンパレードだ。


「はやく部屋に入ろう。」

夏生はせっせと鞄から部屋の鍵を出す。


「お邪魔しまーす。」

小さく呟いて僕は靴を脱ぐ。


こたつに入り込んで、コンビニで買い込んだビールやチューハイ、つまみを嗜む。


そして、鍋の材料が冷蔵庫に入っているとのことで、今日は鍋パをする。


「そういや、春輝、料理出来るようになった??」

慣れた手つきで鍋の出しをとっている夏生が、野菜を切る僕に聞く。


「まだ難しい……。味付けとか、あんま分かんなくて。」

「そか。まぁ味付けって難しいよな。好みもあるし。」

「うん。…料理出来る夏生がすごいなって思う。」

「実家でも結構料理してたからな。慣れだよ。」

「そっか……。継続は力なりっことだな。」

「そうそう。大城先輩に色々と教えてもらってるんだろ??」

「うん。」

「じゃぁ、いつかは美味しいもの作れるよ。」

「ありがとう。」


夏生の作った出汁は、昆布と塩、醤油を使った和風の味だそう。野菜にも染み込んでとても美味しい。


ほくほくの野菜と温かい出汁を飲んで身体を温める。


「ほんと、うまい。」

僕は絶賛する。

「ありがと。」


鍋を片付けて、ホットココアを飲んでゆっくりテレビを観る。



「もうすぐで冬休みだな。春輝、長期休み前の課題とテスト終わった?」

「まだー。今度英語のスピーキングテストがあるのと、短編の創作を2本書かないといけない。」


「短編の創作……大変だよなー。」

「でも、これ結構次の成績に評価反映されるみたいだし。やらないとなんだよな。」

「つらいなぁー。」


2人でため息をつく。


明日は土曜日で大学は休みだ。だから、2人で課題を進めることにしている。


すっきりした気持ちで新年を迎えたいから、明日は課題に集中するか。



 ーーー年末。

 僕たちは無事に課題とテストを終えて、冬休みに入った。


1年生5人が集まり年越しをすることを部室で決めていると、幹樹先輩ら3年生が話に入ってくる。


「もしよかったら、少しだけご一緒してもいい?」

兒玉先輩が尋ねる。

「いいですね!!先輩たちと年越ししたい!!」

先輩たちが大好きな中島が嬉しそうに飛び跳ねる。


「絢香ちゃんー、嬉しいよー!!!」

大城先輩は彼女の頭を撫でる。


「はい!!」

中島は可愛らしく頷く。



 大晦日。僕たちは夕方から集まって、適当に遊んで、蕎麦を買う。年越しそばの材料が揃っている夏生の家に行く。


年越しそばを噛み締めながら、テレビを見て新年のカウントダウンを行う。


「あけましておめでとうございます!!」

お互いに挨拶をしあい、外出の準備をする。


近所にあるお寺に向かう。  



僕たちが近所のお寺に着いてすぐに先輩たちも到着する。


除夜の鐘を待ちながら、先輩たちがお寺で配っている甘酒を持ってきてくれる。


「あけまして、おめでとうございます。」

僕は隣にいる幹樹先輩に挨拶をする。

先輩も頭を下げて新年の挨拶をする。


「去年は、本当にお世話になりました。ありがとうございました。」

「こちらこそ、ありがとう。春輝にとって去年大学に来てから、どんな年だった??」


「幹樹先輩に出会えて、本当に良かったです。」

思ったことを、率直に伝える。

……なんだか、くすぐったい。


幹樹先輩も恥ずかしそうに鼻を触る。


「いや、お前の大学生活のこと聞いてるだけど。」

先輩は笑う。


「楽しかったです。幹樹先輩を追いかけてこの大学とオーキャンスタッフに入って。今までの僕が体験したことのないことが多くって。……この大学に来て本当に良かったって思います。」


先輩を見つめて伝える。


「そうか。そりゃぁ良かった。春輝は頑張ったんだな。」

幹樹先輩は、このオーキャンスタッフのメンバーは、いつも僕の頑張りを認めてくれる。


こんな人たちと出会えたことは、僕の財産だ。


「はい。頑張りました。」

照れ臭く笑う。


「おう。よくやった。今年も楽しもう。」

「はい!」







ありがとうございました♪

1年間って目まぐるしく過ぎますね……。


今後ともよろしくお願いします!

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