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太陽の人と、日陰の僕  作者: ことね
僕と先輩の出会い〜大学生活について
13/69

夏だ!海!……はないけど楽しい夏合宿!③

Ep13です!

いつもありがとうございます。

よろしくお願いします!


ごゆっくりー。

 2日目は、1学期の活動を振り返り、お互いの親睦を深めるイベントが続く。


夕方、食材を買いに、車の運転が出来る3年の梅田(うめだ) (じん)先輩が運転手として、買い物の手伝いとして、夏生と他の1年生2人が向かう。


中島と僕は食堂の片付けを行う。

気がつくと、もう日が影っている。  


「あっという間だったね。」

中島は、少し寂しそうに呟く。


「そうだね。僕こういう合宿初めてだったけど、楽しかった。」


僕の言葉に中島は頷く。


「これで4年の先輩たちは卒部だもんね。少しの間だったけど、お世話になったし、寂しいねぇ。」

「うん、そうだね。」


しんみりした気分に浸っていると、先輩たちが買い出しから戻ってきた。



「さぁ!みんなでBBQの準備だよ!」

大城先輩が大きな声で言う。

大城先輩は相変わらず肺活量があって声が響く。みんなをまとめるには打ってつけという感じだ。


僕は昨日と同じく、野菜を切ってボウルに入れていく。


「これ、持ってくな。」

夏生はボウルを持つ。

「ありがと。」


昨日よりも断然楽しく野菜を切り終えて、僕はみんなと肉と野菜を焼いていく。焼きそばも同時に作る。


香ばしい匂いが鼻をつく。


「いい感じじゃない??」

先輩たちがはしゃぐ。

「春輝も食べな!!」

林先輩と田代先輩が、お肉をお皿に乗せてくれる。

「ありがとうございます。」

「焼きたてが1番美味いんだから、遠慮しないでいいから。」

「はい。」


満遍なく食べてお腹を満たしていくと、梅田先輩が嬉しそうにマシュマロの袋をいくつか持ってくる。


「おやつ。4年の先輩たちからの奢り!!みんなでマシュマロ焼いて食べよ!」


それを聞いたみんなははしゃいでお礼を言う。


マシュマロで、こんなに盛り上がるのが不思議に思っていると、幹樹先輩がからかうように笑う。


「マシュマロごときで、って思ってるだろ。」

「や、、僕マシュマロ焼いて食べたことなくて。そんなに盛り上がるのかなって。」

「ま、食ってみたら分かる。ほい。」

先輩は長い棒を僕に手渡す。

僕はそれを受け取る。


「ここに、マシュマロを刺してー」

先輩の真似をする。


「これを焼く!!」

真っ白のマシュマロが、焦茶色に日焼けしていく。するとほのかに甘い匂いが漂ってくる。


「いただきます。」

先輩は綺麗に焼いたマシュマロを口にする。

「んー!うまい!!」

先輩の顔がとろける。

「お前も、食べてみ。」

先輩を見つめる僕を促す。


「はい。…….いただきます。」

おずおずとマシュマロに口をつける。


「甘い……。美味しいです。」

焼くだけでこんなに甘さが深まるなんて、思いもしなかった。



「な。みんなが盛り上がる理由もわかるだろ。」

「はい。」


ーー3日目の午前中。

4年生を送るセレモニーを行う。

先輩たちは、嬉しそうに、そして寂しそうに泣いていた。


僕が卒業するときに、僕も先輩たちのようにこうして泣けるのだろうか。


ふとそんなことを思った。



 こうして、初めての夏合宿が無事に終わったー。









ありがとうございました!!

いかがでしたでしょうか??


これからも、よろしくお願いします!


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