夏だ!海!……はないけど楽しい夏合宿!③
Ep13です!
いつもありがとうございます。
よろしくお願いします!
ごゆっくりー。
2日目は、1学期の活動を振り返り、お互いの親睦を深めるイベントが続く。
夕方、食材を買いに、車の運転が出来る3年の梅田 陣先輩が運転手として、買い物の手伝いとして、夏生と他の1年生2人が向かう。
中島と僕は食堂の片付けを行う。
気がつくと、もう日が影っている。
「あっという間だったね。」
中島は、少し寂しそうに呟く。
「そうだね。僕こういう合宿初めてだったけど、楽しかった。」
僕の言葉に中島は頷く。
「これで4年の先輩たちは卒部だもんね。少しの間だったけど、お世話になったし、寂しいねぇ。」
「うん、そうだね。」
しんみりした気分に浸っていると、先輩たちが買い出しから戻ってきた。
「さぁ!みんなでBBQの準備だよ!」
大城先輩が大きな声で言う。
大城先輩は相変わらず肺活量があって声が響く。みんなをまとめるには打ってつけという感じだ。
僕は昨日と同じく、野菜を切ってボウルに入れていく。
「これ、持ってくな。」
夏生はボウルを持つ。
「ありがと。」
昨日よりも断然楽しく野菜を切り終えて、僕はみんなと肉と野菜を焼いていく。焼きそばも同時に作る。
香ばしい匂いが鼻をつく。
「いい感じじゃない??」
先輩たちがはしゃぐ。
「春輝も食べな!!」
林先輩と田代先輩が、お肉をお皿に乗せてくれる。
「ありがとうございます。」
「焼きたてが1番美味いんだから、遠慮しないでいいから。」
「はい。」
満遍なく食べてお腹を満たしていくと、梅田先輩が嬉しそうにマシュマロの袋をいくつか持ってくる。
「おやつ。4年の先輩たちからの奢り!!みんなでマシュマロ焼いて食べよ!」
それを聞いたみんなははしゃいでお礼を言う。
マシュマロで、こんなに盛り上がるのが不思議に思っていると、幹樹先輩がからかうように笑う。
「マシュマロごときで、って思ってるだろ。」
「や、、僕マシュマロ焼いて食べたことなくて。そんなに盛り上がるのかなって。」
「ま、食ってみたら分かる。ほい。」
先輩は長い棒を僕に手渡す。
僕はそれを受け取る。
「ここに、マシュマロを刺してー」
先輩の真似をする。
「これを焼く!!」
真っ白のマシュマロが、焦茶色に日焼けしていく。するとほのかに甘い匂いが漂ってくる。
「いただきます。」
先輩は綺麗に焼いたマシュマロを口にする。
「んー!うまい!!」
先輩の顔がとろける。
「お前も、食べてみ。」
先輩を見つめる僕を促す。
「はい。…….いただきます。」
おずおずとマシュマロに口をつける。
「甘い……。美味しいです。」
焼くだけでこんなに甘さが深まるなんて、思いもしなかった。
「な。みんなが盛り上がる理由もわかるだろ。」
「はい。」
ーー3日目の午前中。
4年生を送るセレモニーを行う。
先輩たちは、嬉しそうに、そして寂しそうに泣いていた。
僕が卒業するときに、僕も先輩たちのようにこうして泣けるのだろうか。
ふとそんなことを思った。
こうして、初めての夏合宿が無事に終わったー。
ありがとうございました!!
いかがでしたでしょうか??
これからも、よろしくお願いします!




