夏だ!海!……はないけど楽しい夏合宿!①
EP11ですー!
いつもありがとうございます。
今日も、ごゆるりと。
※恥ずかしながら、飯盒炊爨をはんごう炊飯と記載していました、、訂正しています。
すでに読んでらっしゃる方、申し訳ありません。
8月。オーキャンスタッフ恒例の夏合宿が開かれる。場所は大学の宿泊施設だ。自然豊かな場所にある木材を基調とした施設で、なんだか非日常空間のようだ。木の匂いが、心地よく鼻をつく。
荷物の片付けを終わらせて、みんなで食堂に集合する。
今日はみんなでカレーを作り、明日の昼は外に出てBBQをする。
みんなでカレーを作るなんて、飯盒炊爨を思い出す。……料理を作ることと、人と関わることが苦手な僕にとっては、苦い思い出だ。
今日の役割分担が発表される。
「春輝くんは、私と一緒に野菜を切ろう!」
「……はい、頑張ります。」
苦々しい顔をしていたのだろうか。大城先輩は楽しそうに言う。
「さては料理苦手だな!」
僕は頷く。
「大丈夫。誰にでも出来るようにピーラーを持ってきたし、料理好きの私と一緒なんだから。任せなさい!」
こういう時、本当に大城先輩は頼もしいのだ。
「よろしくお願いします!!」
がばりと身体を折ってお辞儀をする。
そんな僕を見る先輩は、得意げだ。
料理好きの先輩は、初心者な僕にも分かりやすく野菜の切り方を教えてくれる。
「春輝くんは、一人暮らしだけど自炊はしてないの?」
「はい……、やっぱり苦手で。レシピを見ても、動画を見ても全然ダメで。初めから諦めてました。」
「そうなんだー。でも、野菜うまく切れてるじゃん!」
「こんなに綺麗に切れたの初めてです。先輩のおかげです。」
真剣に言う僕に、先輩は少し照れる。
「褒めるのが上手いなぁー、春輝くんは。」
「いや本当です!!」
「ありがと。じゃあ、明日のBBQも野菜切るのお願いしようかな?」
「頑張ります。」
僕が切った野菜類は、鍋に放り込まれる。
ぐつぐつと煮立ってくると、香ばしい香りが食堂を包む。
ーー美味しそう。
食堂に並んだカレーは、僕が初めて上手く切れた夏野菜と肉がルーの上に綺麗に並べられていて。追加で作られたオニオンスープとサラダもとても美味しそうだ。
「よし、じゃぁ、みんなで食べよう!いただきます!」
大城先輩の掛け声で、みんなが一斉に「いただきます!!!」と声をあげ、食べ始める。
「うわ、、うまっ。」
自分とみんなと作ったカレーって、こんなに美味しいんだな。
小学校、中学校の飯盒炊爨で作ったときのカレーは、どこか味気なくて。つまらなくて。
でも、今日のこのカレーと、この空間は、なんだか安心する。
「どう?」
大城先輩が声をかけてくる。
「めっちゃ美味しいです!!!」
「そう、よかった!料理作るのも楽しそうでしょ?」
「はい。初めてそう思いました。」
「今度オススメのレシピ、いくつか教えてあげる。簡単に作れるから。」
「ありがとうございます。」
「うん!明日のBBQもよろしくね!」
「はい!」
ありがとうございました!!
みなさんは、飯盒炊爨にどんな思い出がありますか??
私は小学校や中学校の時は、失敗しないようにドキドキしながらやってました。。
みんなでやる緊張感ってありますよね。。
次回もよろしくお願いします!




