春学期の終わり。……疲労。
Ep10です!!
いつもありがとうございます!
よろしくお願いします⭐︎
うっすらと夢を見ていると、部屋のインターホンが鳴る。ちなみに、僕のマンションにオートロックというオシャレな機能はない。
ドアを開けると、心配そうな同級生たちが居た。
「おい、春輝!大丈夫か?」
夏生が問う。
「あぁ、少しマシになってきた。熱はまだありそうだけど。」
「そうか。」
ほっと一息つく夏生。みんなも胸を撫でおろす。
「ありがと。みんな。」
彼らを部屋に上げると、早速買ってきてくれた物を見せてくれる。
ゼリー系に、スポーツドリンク、水、サンドウィッチ等が並んでいる。
「これ買うお金、幹樹先輩が出してくれたんだよ。」
夏生は言う。
「そうなの?」
「うん。先輩、めっちゃ心配してた。……なぁ、なんで言わなかったんだよ、体調悪いって。あの日俺も一緒に居たよな?」
「いや……迷惑かなって……。」
少し機嫌の悪そうな夏生に合わせる顔がなく、下を向いて呟く。
「言わない方が迷惑だ!」
こっそり夏生を見ると少し拗ねているように見える。
「悪い。」
「幹樹先輩以外の先輩たちも心配してたんだからな!!……早く元気になれよ。」
「うん。ありがとう。」
そんな僕らを見て微笑んでいた中島絢香が立ちあがる。
「たまご粥でも作っておくから、元気になったら食べて。」
「ありがと。」
家族以外の優しさに初めて触れた瞬間だった。人間関係って、難しいけれど。関係性を培った分だけ、この優しさに気づけるのかもしれない。
彼らに看病をされてゆっくりと過ごしていると、少しずつ身体の怠さが落ち着いた。
中島が作ったお粥は、少し塩味が効いていてしょっぱかった。
ありがとうございましたー!
春輝がどんどん成長していくの、楽しいです笑!
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