僕と先輩の出会い
初めまして。ことねです。趣味で始めています。よろしくお願いします。
自分に自信がないため、整った顔を前髪で隠し、いつも日陰ばかりを歩いてきた陰山 春輝。彼と、彼が憧れる太陽のような存在である小日向 幹樹の物語です。
春輝と幹樹が出会ったのは、大学でのオープンキャンパス。お互い大学を卒業して数年後、2人は再会します。
彼らは、お互いに相手と出会うことで、自分自身のことを振り返り、成長していきます。
ピュアで心温まる恋愛物語です。
どうぞ、ごゆっくり、お楽しみください。
ーー7年前。
大学のオープンキャンパス。
その人は、まるで陽だまりのような笑顔で僕たちを迎えてくれた。
「よく来たな!名前、なんて言うの?」
いきなり声をかけられて、戸惑ってしまったが、ぽつりと答える。
「陰山春輝です。よろしくお願いします。」
「春輝か!いい名前だな!よろしく。俺は小日向幹樹。」
相変わらず、先輩は元気よく笑う。
いい名前、、か。
僕は、今は僕と全く真逆のこの名前が、心底大嫌いだった。でも、この先輩に言われると少し嬉しい。
僕は、他の参加者と共に大学を見学。授業体験や食堂のご飯を食べながら、僕たちは他愛のない話をした。だけど、僕は雑談が苦手だ。そんな僕が困っている様子を見て、先輩は話を振ったり、大袈裟に反応したりしてくれた。
僕は、先輩みたいな人になりたいと思ったー。
そして、僕はこの大学を受けることに決めた。
ありがとうございました!
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