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そんな、午前中を過ごしたのに・・・
「一成・・・」
ベッドの上、帰ったらすぐに一成とこういうことになり・・・。
それに、今日はなんだか・・・
「瑠美・・・好きだよ・・・」
いつもスポーツのような感じで色々な格好で激しくすることが多かったのに、今日は違う・・・。
優しく抱き締めながら、何度もキスを繰り返し・・・優しくゆっくりと動いていて・・・
「瑠美・・・」
「一成・・・」
「俺は、瑠美のことが好きだよ・・・」
「うん・・・」
「瑠美は・・・?」
さっきから、何度もこれが繰り返されていて・・・
でも、私は何も答えられない・・・。
私は、何も答えられない・・・。
そんな私に、一成は・・・優しく笑いながらキスをしてくれる。
一成の広くて大きな背中を抱き締め、わたしもそれに応える・・・。
幸せだった・・・。
私は、何も答えられないけど・・・
何も、答えられないけど・・・
私は、幸せだった・・・。
女として、私は幸せだった・・・。
女として、幸せを感じていた・・・。
この時までは・・・。




