2022年 自選 流行語大賞と国民MVP
初出:令和4年11月23日
早いもので2022年も年末まで2ヶ月もありません。
今年も自選”陰謀論系”流行語大賞を選出しました。
国内的には安倍元首相暗殺事件、国際的にはロシア・ウクライナ戦争が最大のトピックでしょうか。
1.旧統一教会
安倍元首相暗殺後、なぜかマスコミは旧統一教会バッシング一色に。
暗殺事件の真相は不明ですが、藤原直哉氏の解釈が今のところ一番納得いく解釈のように思えます。
事件の黒幕はCIA。旧統一教会は宗教団体の形をした、日本を含む極東アジア支配組織としてCIAが支援してきたが、何らかの事情で今後は旧統一教会を見捨てることにしたとのこと。そこで安倍元首相暗殺と旧統一教会バッシングが起きたとのことですが...。
これは私見ですが、藤原氏の解釈にもいくつか釈然としない点があります。
2.ゼレンスキー大統領
ウクライナ大統領のゼレンスキー。前職は裸芸を売り物にするお笑い芸人でウクライナのアキラ100%といったところ。
日本の地上波テレビ、五大新聞をはじめ、大手マスコミはウクライナおよびゼレンスキーを善玉、ロシアおよびプーチンを悪玉と報じていますが、陰謀論界隈では真逆。ゼレンスキーが悪玉、プーチンが善玉と解説しています。果たして真相はいかに。
3.電通入ってる
安倍元首相の国葬の席で菅元首相の名演説を、テレビ朝日報道局員の玉川徹氏が「電通入ってる」とテレビで発言し、物議を醸しました。玉川氏はこの発言を撤回、謝罪していますが、ツイッターではハッシュタグ付きの流行語に。
「電通入ってる」とは電通が検閲した上での情報コンテンツの意味で、演出が行き届いている、ということ。これを拡大解釈すると、政府のプロパガンダに沿った情報という解釈もできるでしょう。
4.後回し派
2ちゃんねるの創業者、西村ひろゆき氏がネットで自分はワクチンに関して「後回し派」発言をしたことで物議を醸しました。
ひろゆき氏はワクチン推進派のはず。ひろゆき氏自身がワクチンをうってないという発言はありませんが、「後回し派」の真意が気になります。
もしかしたら、この国のエリートは自分ではワクチンをうたず、うったと嘘をつき、一般大衆にはマスコミを通じてワクチン接種を推奨しているのかもしれません。逆に自分は接種せず、大衆に接種を促す身分になれば、エリートということかもしれません。
去年、菅首相がワクチンをうつ映像がマスコミから流れましたが、即日、ツイッターでは自分が首相に注射をうったと名乗る人物が、「あれはプラセボ、つまり栄養剤」とツイートしました。本当に首相に注射をうった人物なのか、なりすましの虚言なのかわかりませんが、いずれにせよ、マスコミの報道はまゆつばだということだけは、肝に銘じておくべきだと思います。
5.チーズ牛丼
安倍元首相暗殺の犯人とされる山上徹也容疑者ですが、当初、ネットでは山上氏が”チー牛オタク”そっくりだという書き込みで炎上しました。”チー牛オタク”とは、すき家のチーズ牛丼が好物の漫画のキャラクターのこと。山上氏自身が果たしてチーズ牛丼を好むかどうかはわかりません。
ところで料理ユーチューバーのリュウジ氏は自身の番組「ハズレシピ」で早速、チーズ牛丼のレシピを紹介。ロシアがウクライナに侵攻したときも絶妙のタイミングでロシア料理のレシピを紹介したリュウジ氏は、やはり”電通入ってる”芸人なのでしょうか。
6.FTX
FTXは仮装通貨取引所のベンチャー企業。米国中間選挙が終わるとともに倒産。
陰謀論界隈では、世界中の市民の善意から寄せられたウクライナ支援金をゼレンスキー大統領がFTXの投資に回したとのこと。またFTXはこの金を米国バイデン大統領に預け、バイデンは中間選挙の不正選挙資金に使ったとのこと。
米国中間選挙は当初はトランプ率いる共和党の圧勝かと予想されていましたが、結果は下院だけ共和党が過半数を押さえて勝利。上院は民主党がかろうじて過半数を死守しました。陰謀論ジャーナリストたちには、これはバイデンの不正選挙の結果と説明しています。
そもそも私は暗号通貨を新しい通貨だと思っていません。新しい通貨とはマネーゲームに適さない通貨、またグローバル市場に富が流出しにくい通貨、たとえば小渕首相時代に企画された地域振興券が私的には新しい未来のあるべき通貨です。
7.五輪汚職
去年、国民の大反対を押し切って強硬開催した東京オリンピック。今頃になって汚職事件が発覚するのは遅すぎる。開催前にやってほしかった、と思ったのは私だけではないでしょう。
東京地検に逮捕されたのは組織委員会の元理事で電通出身の高橋治之容疑者。オリンピックのスポンサー選定の際、企業から賄賂をもらったとこのとですが、仮にオリンピックでなく、民間企業のイベントなら法的に無罪とのこと。オリンピックは公的行事なので、高橋氏はみなし公務員だから有罪という説明がマスコミからなされています。
陰謀論的には賄賂のやり取り自体が問題ではなく、安倍元首相暗殺以降、権力構造が変わり、電通出身高橋氏が逮捕された感じがします。
つまり日本のプロパガンダ本部である電通をCIA支配下の東京地検が攻撃したのは、旧統一教会をCIAが見限ったのに似た動きと言えます。
8.ガーシーと参政党
人気ユーチューバー、ガーシーこと東谷義和氏が今年の参議院選挙にNHK党から出馬し、当選しました。一方、反ワクチンを唱える政党、参政党も議席を確保しました。
ガーシーは芸能界の枕営業の実態を次々に暴露する人で、陰謀論者とたたえられていますが、私的には微妙。ガーシーの暴露する内容は週刊誌のゴシップネタで、気象兵器や人工地震、不正選挙といった陰謀論ネタではありません。
むしろ今年、何度もブログをアカバンされたリチャード・コシミズ氏や、去年、ユーチューブの通算アカバン世界記録?を更新した平塚正幸氏が真の陰謀論ジャーナリストであり、彼らから世間の目を遠ざけるために、エセ陰謀論者がネットマスコミを徘徊し始めたのではないでしょうか。
参政党も旧統一教会や安倍元首相と癒着しているようです。反ワクチンは確かに陰謀論の正規のネタですが、彼らは選挙で反ワクチン派の票を集め、当選したらワクチン問題より先に改憲に手をつけるのではないでしょうか。
ガーシーと参政党。私の中ではどちらもエセ陰謀論者に思えるのです。あるいは”電通入ってる”陰謀論者といったところでしょうか。
9.アゾフ大隊
ウクライナの正規軍のようにマスコミは報じていますが、陰謀論界隈ではその正体はネオナチとのこと。ネオナチのロゴマークやイエズス会?のロゴマークが兵士の服に刺繍されているのが話題になりました。
ウクライナの市民はロシア軍より、ネオナチの暴行を恐れているとのことですが、果たしてアゾフ大隊は善玉なのか悪玉なのか。
10.トラス首相
史上最短の45日間で英国首相を辞任したトラス女史。何か裏があるはずです。彼女がやろうとしたのは減税するが歳出は減らさないという政策。
私に言わせればこれは庶民にとってベストの政策であり、庶民から搾取してきた悪しき支配者階級にとり、賛成できない政策に思えるのです。
ポーランドにミサイルが飛んで来ました。ウクライナとイギリスはこれをロシアが攻撃したとしてNATOに参戦を促しました。ポーランドはミサイルがロシア製と認めました。ところがG20で西側諸国の総大将、米国バイデン大統領は、ミサイルがロシアから飛んできたかどうかは不明と発言。NATOの参戦、つまり第三次大戦はかろうじて見送られました。
陰謀論的にはミサイルはウクライナが発射したもので、ロシアのせいにしてNATOを戦争に参加させるのが目的だったようです。
ところがNATOの参戦に賛成したのはウクライナを除くとイギリスだけ。ロスチャイルドのお膝元にしてロンドンのシティー自治区を有するイギリスに、第三次大戦誘発を目論む勢力がいたことが明らかになった感じがします。そう考えると、まっとうな政治家、トラス女史が早急で首を切られた理由が推理できます。
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さて、今年の自選、国民MVPですが、安倍元首相暗殺事件の犯人とされる、山上徹也氏に決定しました。
ヤクルトスワローズの三冠王、村上選手を「村上様」と呼び、流行語大賞候補になっていたようですが、私的には「村神様」より「山神様」です。