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聖夜の贈り物  作者: 辻 褄
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犯人特定

3.4階ぐらいの高さから、私はハシゴから落ちた。

 何故ハシゴで登る事になったのかと言うと、

 このデパートにはクレーンが無かったからだ。

 話を戻すが、私はサンタの大きな風船に倒れ落ちた

 事で軽症で済んだ。しかし、軽症でも骨折なので

 現場に復帰するのは難しいだろう。

「現場指示は尾崎に任せるしかないか…」

『プルルルル_プルルルル』と音を奏でて電話が鳴った。

「もしもし、中村ですが?」

「尾崎です。中村さんの今の現状だと現場に戻るのは

 厳しいと思います。なので、私が現場指示を取りますので安心してください。」

「で、何で電話を掛けてきた?それだけか?」

「いいえ、まだあります。爆弾処理は私達がしましたので市民は安全です。」

「SAF22の件はどうなった。」

「サッフ22の件ですか。現在犯人特定に力を注いでいますが、もし犯人を発見する事ができましたらその場で射殺に至ります。」

「射殺!?こういう場合って逮捕してから死刑にするんじゃないの?」

「はい。普通は逮捕してから死刑なのでしょう。

 しかし、SAF22の場合は、大量殺人を目論んだ事や

 脅迫などの犯罪を起こし、ついには6人の命を奪った事が射殺の決定打です。」

「もう決まってしまったならしょうがない。尾崎、私の代わりに頑張ってくれ。」

「はい。電話切りますね。」

 音を立てて電話が切れた。

「大丈夫かなぁ。」


「失礼します、尾崎さん。SAF22の名前などを特定しました。」

「おい。本当か、それは。」

「はい。」

「見せてくれ。」


名前かなもと 金本杏久あんぐ

 性別 女

 血液型 A型

 年齢 26歳

 出身地 京都府

 犯罪歴 殺人、強盗、脅迫、窃盗 』


「警察の犯罪リストに載っていました。

 これで犯人を射殺する事が出来ますね。」

「あぁ。殺さないとな…」




 次に続く。


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