〜少女達の夢〜
初めての連載(?)みたいな物になります((もしかしたら途中で終わるかも…))楽しんで読んでください。
「ねぇねぇ!知ってる?サーカスが来るんだって!」
私の街にサーカスがやってきた
友達に連れられてサーカスのパレードを見に行った
それは幻想的で夢を見ている気分にさせてくれた
花びらが舞い
道化師は踊り
演奏隊の美しい音楽
曲芸師の技…
何もかもが夢のように憧れた
サーカスを一度だけでも観にいきたい……!
だけど、私には叶わない夢…
家族のために働く
大変な毎日…
そんなことを考えていると声を掛けられた
『やぁ、お嬢さん、サーカスは好きかい?』
優しそうな道化師が尋ねてきた
「ええ!好きだわ!サーカスを1度でも観に行けたらいいのに……」
道化師は笑顔で『見に来るかい?』といった
「いいのかしら…?でも…お金が……」
『大丈夫さ!とても素敵で夢が一杯なんだ、夜の12時の鐘がなったらサーカスのテントへおいで?みんなが待っているよ』
「楽しみだわ!」
私はスキップをしながら家へ帰った
ゴーン、ゴーン
鐘が鳴り響く夜
「さぁ!時間だよ!素敵な世界へようこそ!」
子供たちは
道化師に連れられてゆく
子供たちのベッドにはもう誰もいない
少しわかりにくい話です。ハーメルンの笛吹き男をイメージして書いてみました。感想を書いていただけたら幸いです。