第1章8『貧弱なステータス』
「いやいやちょっと待てよ。確かチート能力がもらえるはずだろ?」俺は、自分の言葉を、振り返ってっみると、俺の言葉には、矛盾が生じていた。 「いえ。あなたは、一番強いのにしてくれといったのですよ」 そうか俺は、一番強いのにしてくれといったのだ。何も、チート能力にしてくれとは、言ってない。 心に、辛辣なダメージを、負った俺は、次のお姉さんの言葉で、完全に心が、折れた。 「あなたのステータスを確認したところ、あなたの、ステータスは、頭脳と運だけがちょっぴり高めでしたので、一日に一回些細な願いを叶えるというのが、限界でした」 俺のステータスはどれだけ貧弱なのだ、と絶望していると、おっさんが、口をはさんできた。 「ギャハハハお前ステータス貧弱過ぎんだろ」「うるせえよ。お前には関係ねえだろうが!」「はあ何言ってんだ?お前のその貧弱な、ステータスだと、どこ行ってもすぐにやられちまうだろ」「てめえぶん殴ってやる」「やれるもんならやってみろ」俺は、このおっさんと、口喧嘩をしていると、あることにきずいた。そう俺は、運と頭脳だけは高いのだ。 「なら勝負をしよう」「何をするんだ?」「それは、もちろんじゃんけんだ」「お前それ本気で言ってんのか?俺は別にいいけど」はっ、バカめ運が高い俺に勝てるわけないだろ。「じゃあ行くぞ」 「「最初はグージャンケンポン」」




