第1章13『神の理』
「「俺たちが、相性抜群だといったのですね?」」 お姉さんは、何かを察したのか、自信なさげな声で答えた。 「はい。そうですけど」俺たちは、お姉さんの回答を聞き、即座に答えた。 「「それだけはあってたまるか!」」「ですよねー」この会話の果てに、しばらく沈黙が続いた。意外にも、沈黙を破ったのは、お姉さんだった。 「あのーその、相性抜群というのは、神の理を、以て決められた事なので、変えようが、ないというか、とっとにかくそういうことです」最後の方は、俺たちの、視線が気になったのか、若干乱暴に締めくくったが、大体は、理解した。つまり俺は、このおっさんと神の理とやらで、相性抜群となったのか。うん。「「冗談じゃねえ!」」 俺とおっさんは、奇遇にも、同じ言葉を、同じタイミングで言った。




