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見捨てられた場所 24

お待たせしております。



 そして男たちの長い夜が明け空が白むころ、俺は指揮所の役目を終えた公会堂を出てある男の元へ向かった。

 誰に頼んだわけでもないのだが、俺の後ろには幹部たちが列をなして続いている。その誰もが痛ましい空気を発しつつ視線の先にいる一人の男を見つめていた。

 


「ゼギアス」


「か、頭……学校が、俺達の未来……俺、達の……希望、が……」


 木造の学校は完全に燃え落ちていた。


 彼は虚脱状態で自分たちの希望が崩れ去った跡地を見つめていた。忘我の境地にいるゼギアスのその虚ろな目には失われた未来が映し出されているのかもしれなかった。


 対象を燃やし尽くすまで消えないという呪炎はその力を十全に発揮した。全てを灰燼に帰した後は炎も自然と消えており、周囲には黒い灰が残るのみとなっていた。


「ったく、無茶しやがって。一晩中走り回ってボロボロじゃねえか」


 いかなる回復魔法も彼の憔悴を癒すことは出来ない。


「あ、いや、そんな大したもんじゃ……す、すみません頭。俺、自分の事しか見えてなくて……」


 幹部失格だな、と力なく呟く彼の姿は望みが断たれた男の悲哀に満ちていた。


「時にゼギアス。お前に会わせたい男たちがいる。連れて来い」


 俺が背後を振り返り顎で促すと、乱暴に縄を打たれた3人の男が引っ立てられてきた。


「テイラーにショーン。それにエルク? 頭、こいつらがなにか?」


 俺は初めて見る顔(興味のない奴は覚えないのだ)ばかりだったが、優秀な彼は全員の名を諳んじていた。


「こいつらがお前の学校に火をつけた張本人、組織の裏切り者だ」

 

 俺の言葉を聞いた瞬間にゼギアスは3人の顔面に拳を叩き込んでいた。しかし普段なら一撃で相手を昏倒させる実力を誇る彼も疲労困憊の今では見る影もない。だがその瞳には狂気の光を湛えていた。


「殺す。お前らは、殺す」


 縄を打たれた3人に躍りかかる彼の前に立ちはだかる影があった。


「落ち着け、ゼギアス!」


「離せザイン、こいつらだけは生かしておかねぇ!」


「頭のお言葉が先だ」


 ザインの一言でゼギアスの動きが止まった。彼は無言を貫いているが、一微(秒)でも早くこいつらを殺させてくれと目が訴えている。



「この3人から話を聞くときは全員揃った方がいいと思ってな。ここまで出張ってきたわけだ」


 意図はそれだけではないが、今の時点で明らかにできるのはこれだけだ。


「お前ら三人に聞きたいことがある。お前らなんで”クロガネ”に入ったんだ?」


 俺の問いかけに3人は沈黙を選んだ。イーガルがその背中を蹴りつけたが、それでも口を開くことはなかった。


「別にだんまり決め込んでもでもいいが、どう足掻こうがお前らは処刑される運命だ。どうせ死ぬなら言いたいこと言うだけ言って死んだほうがいいだろ?」


 俺の言葉は率直極まりないものだった。この連中の命を助ける気は皆無だが、好き好んでこんな面倒な組織に入ったのに、離脱を選ばず裏切る神経が理解できなかったのだ。

 

 こう言い放ったら向こうも覚悟が決まったのか、俺に対して不平を言い始めた。


「”クロガネ”は窮屈すぎんだよ。あれはするな、これもするなってよ。なんでこんなに束縛されなきゃいけねえんだ!」


「”ウロボロス”が仕切ってた頃の方はもっと自由だったぜ。シノギもロクなもんがねぇ、スラムの連中を食い物にしようが誰も困らねえだろうが! 指図を受ける筋合いはねえぞ!」


「金をもっと派手に稼ぎてぇんだ! その金で酒を浴びるように飲んで、片っ端から女を抱くのが男の生き方だろうが、小さくまとまって何が面白ぇんだ! 男に生まれたからにはそうやって生きて何が悪いってんだ!」


 3人からはそのような答えが返ってきた。周囲の幹部たちはその物言いに激怒している者もいるが、まあそれも一つの生き方だろう。そのこと自体に俺は何も思わない、


「おい、それは裏切った理由であって俺が尋ねた内容じゃねえんだが、まあいい。お前たちの意見も一理ある、それは認めるぜ。だがその上で更に聞きたいんだが、じゃあなんで組織を抜けなかったんだ? 誰も止めやしねえよ、去る者追わずでやってるのは知ってるだろうが。こんな規則で雁字搦めの窮屈な組織になんで入ってきた? そして何故合わねえならすぐ抜けなかったんだ?」


「そんなの決まってるぜ、頭。こういう半端野郎は”クロガネ”で甘い汁を吸いたくて群がってやがるのさ。そのくせ義務と責任は背負いたくないってぇ性根の腐った無能なゴミどもだ」


 イーガルが侮蔑を隠そうともせず3人を罵倒した。その言葉が事実なのはあれほど威勢のいい台詞を吐いていたこいつらが一様に押し黙ってしまったことだ。


「つくづく恥ずかしい連中だな。お前らにデカい顔させるための組織じゃねえんだぞ? 粋がりたいなら独立してやりゃあいいだろうが。そんな勇気もない癖に仲間を裏切ることだけは一丁前か。救いようがねえな」


「こ、こんな奴等のせいで俺達の学校が、ガキどもの未来が失われたのか! 許さねえ、許さねえぞ手前ら!」


「うるせえ、売女の息子の分際で調子乗ってんじゃねえぞ。身の程を弁えねえから現実を教えてやったのさ。綺麗さっぱり燃え尽きて清々したぜ、汚ねぇ身の上のお前らは下を向いて生きるのが似合いだ……ぐはぁっ」


「誰が余計な口を開けと言った? ドブネズミが囀るんじゃねえ」


 口々にゼギアスを罵る屑どもの周囲の空気を<風魔法>で絶って窒息させた。俺の言葉には黙り込んでいたのにゼギアスの怒号に反応するあたり、本当に根性が腐ってやがる。こんな奴を”クロガネ”に入れたのがそもそもの間違いだ。組織の拡大路線はこの裏切りで終止符が打たれるに違いない。そもそも数が多すぎる、昨夜俺の一声で動員された人数が一万五千を超えたと聞いて頭が痛くなった。こんなに居たんじゃ他国や他組織の間諜も紛れ込み放題だろう。この事態は起こるべくして起きたのだ。


「くっ……」


 心無い悪意の刃に貫かれた彼は下を向いてしまった。これまでに幾度となくこの言葉を吐かれ、俯いてきただけに、生まれで判断されず己の才覚を伸ばせる学校建設は彼等の希望だった。その夢が仲間から足を引っ張られて打ち砕かれた彼の口惜しさは想像もできない。



「お前には本当にすまないことをしたと思っている」


「い、いえ、頭は為すべきことを為されました。むしろ俺が幹部としての義務を果たせませんでした。責任を取って席を返上したく思います」


「誰がそんなことを言った。ふざけるな馬鹿野郎、お前に辞めてもらっちゃ俺が困るんだよ」


「しかし、俺は……」


「ゼギアスの言う通りでは? 幹部の責務を果たせない者がその席に居座ることはおかしいでしょう」


 俺達の会話に割り込むものが現れた。この場に居るということは幹部なんだろうが、俺は顔も名前も知らない。覚える価値を俺に示せていない奴ということだ。


「誰だお前は?」


 そう問われた男は一瞬傷ついた顔をしたが臆することなく口を開いた。


「序列21位のグローブナーです。幹部の義務を果たせないものはその椅子を譲る、それは頭が常々仰っていることでは?」


 その言葉に俺は目の前の()()()()()()奴から視線を外した。この馬鹿は俺がゼギアスを放っておけと命じたことの意味を分かっていない。そう命令した時点でこの騒動からこいつを外すということであり、あらゆる義務から解放されるのだ。


 俺が指揮を執ると明言した以上、その決定に異論があるなら俺に叛意があるということだ。


「グローブナーだったな、お前は”クロガネ”に不要だ。何処へなりとも消え失せろ」


「なっ、何故、俺が何を!?」


「ガタガタ抜かすんじゃねえ。頭の言葉は絶対だ、今すぐ荷物纏めて出ていきやがれ!」


 抵抗する馬鹿をザインが無理やり引きずっていった。俺は既に奴に興味をなくしているが、物分かりの悪い幹部共に今一度申し伝えなくてはならないだろう。


「いいか? 仲間の足を引っ張って上に行こうとする奴は”クロガネ”には要らねえ。仲間が失敗したら蹴落とすのではなく支えてやれ、そういう奴がここでは序列を上げる。弱みにつけ入るような奴は組織を腐らせるだけだ、見つけ次第始末しろ、いいな!」


「「「「「はい、頭」」」」」」


 幹部たちの気迫の籠った返事に満足した俺は傍らにいるジークにだけ聞こえる声で命じた。


「さっきの野郎の組織は街中で見つけたら潰せ、目障りだ」


「承知しました」


 あんな了見違いが昔の仲間だったなんて吹聴されたらシロマサの親分さんの偉大な名声に傷がつくってもんだ。早急に痕跡ごと消しておく必要がある。



「ですが、頭。この無様な不始末、俺は自分が許せそうにないですぜ」


「あー、すまん。話が途中だったな。さっきも言ったが俺はお前に謝らなければならないんだ」


 俺が学校の消火を手伝えなかった件とは全く別、いや学校の件ではあるのだが。


「そいつは一体……」


 俺の微妙な顔に何かを感じ取った顔のゼギアスだが、口で説明する前に現物が届いてしまったか。



「おう、どいたどいたぁ。あぶねえぞ、馬車が通るぜ!」



「ゾンダの叔父貴! さっきから姿が見えねえと思ったら何してたんだよ?」


「へっ、見りゃあわかんだろ? もう一回学校を建てんだよ! おいゼギアス、何惚けてやがんだ。さっさとこの灰を片付けろや、学校開始までもう日が無えんだろが」


「は、あ? 何を……」


 べらんめえ調でまくしたてるゾンダにゼギアスは思考が追い付いていない。まだ俺が説明する前に突入してきちまったからな。


「ゼギアス、悪い。この学校が燃えるのは予定されていた」


「えっ!?……ま、まさか、こいつらの動きを見越してのことで?」


 目を見開いた彼だが、すぐにその眼に知性の光が灯ると俺程度の目論見はすぐに考えが及んだようだ。



 この貧民窟騒ぎで降って湧いたように思われがちだが、裏切り者の存在は以前から限られた幹部の中で折に触れて取り沙汰されてきたのだ。


 敵対組織の潜入者という意味ではなく、甘い汁だけを吸おうとする者も裏切り者だ。組織に貢献せず見返りのみを求めるものは排除すると規則に明確に定めてある。


 全ての原因は組織拡大の速度があまりにも速すぎたことだ。


 最初期は厳格な加入審査を行っていたらしいが、この規模の数が捌き切れるはずもなく、俺は既に制度自体が形骸化しつつあると見ていた。

 俺やザイン達は序列は上でも”クロガネ”では主流派ではない。50人近い幹部の中では少数派で拡大路線を止めきれないでいた。いざとなったら俺達だけ組織を抜けて捨てちまえばいいと本気で思っていたが、組織の寄生虫を放置する気も更々なかった。


 いかにして炙り出し皆殺しにしてやろうかと目論んでおり、幾つかの施策を講じていたのだが、その一つが彼が心血を注ぐ学校建設だった。


 

 そしてゼギアスには本当に悪いとは思ったが、この学校建設は裏切り者共が意趣返しを狙うなら格好の標的になりえた。普段であれば目端の利く彼が周囲を見回す余裕もなく邁進するほどに入れ込んでいるのだ。序列上位の彼を攻撃するにはこれ以上の材料はない。


 貧民窟で存在が確定した裏切り者を狩り出すと決めた際に、学校が狙われることはほぼ確定事項だと思っていた。組織が所有する敷地の中だから警備もいないし、学校が炎上すればその衝撃は大きい。内部犯なら実行も容易いはずであり、まず間違いなく狙ってくるはずだった。


 そこまでは読めていたし、対策はできたのだがまさかこいつらが暗黒教団の魔道具を持ち出してくることまでは想定外だった。おかげで50軒ほどの出さなくていい被害が出てしまった。”クロガネ”の動員により死者が出なかった(怪我人はポーションで回復済)ことだけが不幸中の幸いだった。


 俺は学校が狙われると考えた時点でゾンダに頼んで新たな校舎を建設する準備に入ってもらっていた。木材や大工の手配も完了しており、王都の外ではすでに一部の持ち運び可能な大きさの建設物は終えているくらいだ。



「ああ、ゾンダに頼んで動いてもらっていた。進捗はどうなんだ?」


「へい、王都郊外で組み上げたものを随時運んでますので基礎さえ出来ちまえばあっという間に出来上がりますぜ。ゼギアス、悪いが燃える前提だったから前の学校は手を抜いてたんだ。今度は気合入ってるから楽しみにしとけよ、立派な学校にしてやるさ」


「お、叔父貴……か、かたじけねえ」


 彼の言葉が終わらぬうちに続々と馬車が敷地に入り込んでくる。それに伴い大勢の大工も集まっていた。全て以前から手配済みであり、開校日までは十分な余裕があると思われた。まだ日が昇る前の時間だが、職人は総じて朝が早い。職人街がある西地区は火事の影響も軽微だったはずで日常運転だ。



「ゾンダ、学校建設と合わせてこの火事で家を失った者たちの家屋も俺達が責任もって建て直す。そのための資材は既に確保してあるから、よろしく頼む」


 木材はライカールのラインハンザの拡張工事により北側の森林を切り拓いているので過剰なほど余っている。既にその入手のためにエドガーさんが話をつけてくれている。


「そういうわけだ。残念だったな、お前らが何を企もうが俺達に何の痛痒も与えることはできない、自分の無力さを嚙み締めて死んで行け」


「くそっ!」


 この光景を見せるためにわざわざここまで引っ立ててきたのだ。裏切り者の末路は惨めな死と相場が決まっているが、こいつらは簡単に殺さない。組織への背信行為はどんな目に遭うか、語り継がれるほど悲惨な死に方をしてもらわなくては困るのだ。


 それに、その処刑に是非とも協力してくれそうなやつがここに居るしな。




「頭、今回はとんだご迷惑を……」


 全てが片付いた後で王都各地から片づけの音が聞こえてくる中、ゼギアスが俺に頭を下げてきた。


「気にするな、俺もお前に悪いことをしたと思ってる。予め教えておけばお前をあそこまで追いつめることもなかったな」


「それは本当ですよ、この世の終わりかと思いました。話してくれればそれなりの対応はしましたぜ?」


 自分だけ除け者にされていたことに腹を立てる彼だが、後半の部分は素直に頷けないな。


「どうだかな、お前は今まで見た事ないくらい入れ込んでいたぞ。学校を狙う奴がいると解ったら即座に襲撃を掛けただろ、それくらい周り見えてなかったしな」


「そ、それは……どうでしょう」


 誤魔化すゼギアスだが、初めて裏切り者の存在を公表した集まりの場でこいつだけが中座したのがいい例だ。普段のゼギアスならば絶対に席を外したりはしなかった。それくらいの異質さであり、敵からすれば付け入る隙だと思われただろう。

 俺もジークにこいつの事を気を付けて見ておいてくれと頼むくらいだったのだ。


「まあいい、済んだことだ。仲間の様子が変なら手を差し伸べてやればいい。俺が求める強靭な”クロガネ”はそういう組織だ」


「俺も今回は皆からの助けの有難味を痛感しました。次は俺が皆を助けます」


 俺は普段からこいつに助けられてばかりなので、このことで多少は返せただろうか。



 そんなことを思いながら多くの大工の手で再建される学校を眺めていると、懐から声が上がった。


〈ユウ、もう終わった? 帰って寝よ~、寝不足は体に悪いよ〉


 さっきまで夢の中だった相棒が起きだしてきたようだ。そうだな、徹夜したので眠気が襲ってきている、ユウナとレイアも戻っているし俺も帰って休むとしよう。

 あ、寝る前に日課を……駄目ですか、そうですか。


「ゼギアス、お前も帰れ。そして熱い風呂にでも入ってぐっすり寝ろ。酷い顔をしているぞ」


 天国から地獄、そしてまた天国に帰ってきた彼は疲れが蓄積した顔をしており、俺よりも休息が必要だった。


「はい。ですが、もう少しだけ見届けさせてください。この学校は俺たち、世界の最底辺である娼婦の息子たちの夢と希望なんです」


 疲労の濃い顔をするゼギアスだが、その眼だけは輝いている。彼がどれだけの思いを背負ってこの学校に賭けているかが窺い知れた。


「いずれこの学校を王立学院以上の最高学府にしてやれ。そうすりゃ誰もが競ってこの学校の門を叩くようになるさ。ここではお前たちが最優先で入れるんだ、つまり娼婦の息子こそが最高の環境で教育を受けられるって代名詞になれば、お前らが羨望の眼差しで周囲から見られるかもしれねえ。それが遠い未来の話でも、お前が諦めなきゃ道は必ず開かれているんだからな」


「はい、将来にきっと希望をつないでやります」


 力強いゼギアスの返事は、彼らの明るい未来を予感させるものだった。



 非常に疲れたが、これで”クロガネ”と貧民窟の諸問題は解決したと言っていいだろう。

 裏切り者の存在が露見したことで組織は急速な拡大を止めて身の丈にあった規模になるはずだし、甘い汁を吸いたいだけの奴は始末する流れが出来た、


 貧民窟も最奥は掃除したし、教会が神殿に対抗するために本腰を入れて対応をするはずだ。十年単位の大仕事になるだろうが、今より悪化することはないと思いたい。


 ここしばらく頭を悩ませていた問題が取り除かれたので、俺の気分は上々だ。あとは俺個人の問題としてはウィスカ40層攻略に向けて準備を進めるだけだが、その前に大きな行事が控えている。



 アルザスの魔法学院で開かれる曰くつきの武闘大会、これをいかに無事に乗り切るかが喫緊の問題になるだろう。


<早く帰ろ~よ~、朝ごはんが私たちを待っている!>


 俺を急かす相棒の食欲塗れの言葉を聞いていると、次なる問題への意欲が猛烈に薄れていった。


 まあいいや、リリィの言う通り今は俺も風呂入って飯食って寝よう。

 後のことは後で考えればいいさ。





 残りの借金額  金貨 11394677枚




 ユウキ ゲンイチロウ LV12676


 デミ・ヒューマン  男  年齢 75


 職業 <プリンセスナイトLV5532>


  HP  1988543/1988543

  MP  1456312/1453612



  STR 269543

  AGI 272102

  MGI 231765

  DEF 198565

  DEX 118712

  LUK 77213


  STM(隠しパラ)126432


 SKILL POINT  60610/61030 累計敵討伐数 1040659


楽しんでいただければ幸いです。


これにてこの章は終了です。


章終わりには現在のステータスをお遊びで入れる予定だったのに前章で入れ忘れておりました。

既に追加してありますが、前章はモンスターを倒しまくっているので爆上げしてます、あまり当人には意味ありませんが。


次は新章がようやく玲二主人公の話(日本編)を進めるか、どちらかになりそうです。


ローファンタジーに区分されるかと。



もしこの拙作が読者様の興味を引いて頂けましたら評価、ブックマークなど入れていただくとこれに勝る喜びはございません。何よりも作者のモチベーションが超絶鰻登りになります。更新の無限のエネルギーの元になりますので、何卒よろしくお願いします!




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