入院
風邪だと思ったら、喘息だったという話を書いている最中に、呼吸が苦しくて、動けなくなりつつあったので、救急車に連絡して入院となったのが、2012年9月下旬。
点滴して、収まらなくて、吸入して収まらなくて、とりあえず入院しました。横になれないので、 ベッドを起こして座った形で寝ます。自分の咳で起きるとか。それだけ凄い咳。
しかも苦しい中で、地震発生。揺れました。
しかし本人が苦しくても、実は血液中の酸素濃度がほとんど落ちないのです。酸素濃度を測って落ちないから、扱いは軽い感じでした。
呼吸をするために、メプチンエアーという吸入剤を吸入して、うがいをしようとしたら歩くのが辛かった…というか、歩けませんでした。このときは少しばかりパニックに陥りました。
歩けないとか…信じられない。いつもより、頭が動かなかったです。入院したばかりのときには、1日か2日で退院できるはずだと信じていました。
このとき、ベッドは水平にすることができなくて、椅子みたいな状態になっていて、横を向いて寄りかかって膝を抱えて体を小さくしていました。薬が効いてきて、ようやくうつらうつらする感じで。
不思議なことに呼吸が苦しいほうが優先されるので、へんな格好でも身体が痛いとか無いんですよね。もう1も2もなくて、呼吸ができなくて苦しい。ずっと水の中にいるような、ストローで息を吸っているような、そんな感じでした。
そしてあまり眠れないうちに、朝がきました。
声だすと咳が出て、そして苦しい。吸入したいけど、薬は看護師さんに預けたままだったのです。苦しいと言ったら点滴と吸入剤がきました。これで少し楽になる~と思ったんですけどね。気持ち楽になったかな? 程度でした。
しかし…。息切れして歩くのが辛くて、自分の身体だというのが、信じられなかったです。すぐにその晩の入院も決定しました。
なんか入院したとたんに、気が弛んだみたいに、動けない。ナニコレ。気合いを入れたら動けそうなのに、動けません。
入院二日目は、点滴三回、吸入三回。気合い駄々漏れでした。
ちなみに、吸入剤か、点滴のせいか。手が震えて仕方なかったです。夕飯のお味噌汁を飲むのにスプーンでした(笑) まるで小さな子供みたいに、うまく掬えない。こぼさないようにするのに必死です。
しかも、腹痛と吐き気が発生!! 仕方なく吐き気止めのプリンペランを注射されました。
その後は、起きてもいられない、寝てもいられない、という状況で、一番楽だったのが蒲団を抱えてうつ伏せでした。その格好で唸ってたら、意識が無くなって朝でした。
少し楽になってました。ラッキー(笑)