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超人なチート転生者は異世界で平穏に過ごす  作者: 早見壮
続・第一章 乳児編 Part2
8/11

第六話 勉強を始めました

お久しぶりです!

そして、とっくの前に過ぎてしまいましたが、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!


新年一発目です!それではどうぞ!

 アル兄さんはあれからちょくちょく遊びに来ている。

 アル兄さん一人では、いろいろと危ないことがあるため、一緒にメイドさんもきている。

 そのため、俺のいる部屋はかつてないほど賑わっていた。たぶん、俺が生後一カ月を超えたことで一先ず安心したんだろう。


 ああ、ちなみにアル兄さんがはじめて俺の部屋に来てから、さらに一カ月経っている。

 その間にパパさんがやってきた。いつも通りのハイテンションで。

 まぁ、例のごとくママさんにぶっ飛ばされたんだけどな。


 この一か月間は例によってスキルレベル上げだ。・・・・・・というか、それしかすることが無い。

 後は、MPの総量も上がるように魔法系のスキルをそれなりに練習した。

 そして、ステータスはこんな感じになった。





 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 名前 リューカ・アクアレート

 性別 男

 年齢 0歳(生後二カ月)

 種族 半龍人族

 Lv 1


 HP 145000

 MP 91000

 STR 1105

 VIT 894

 DEX 824

 AGI 1523

 INT 2020

 LUK 15000


 〈スキル〉

 身体強化Lv8 up・五感強化Lv8 up・魔力感知Lv5 up・魔力操作Lv5 up・火魔法Lv1・風魔法Lv2 up new・水魔法Lv3 2up new・無詠唱Lv4 up・魔力強化Lv3 up・テイムLv1・状態異常耐性Lv1・HP回復速度上昇Lv1・MP回復速度上昇Lv1・危険感知Lv1・気配感知Lv1・罠感知Lv1・罠解除Lv1・隠密Lv4 2up・探知Lv4 2up・直感Lv2 up・高速思考Lv3 up・並列思考Lv3 up


 〈レアスキル〉

 魔の天稟・武の天稟・剣の天稟・模倣Lv6・固有化LV6・百戦錬磨Lv4・鑑定Lv10 2up・隠蔽Lv10 4up・時空間魔法Lv7 3up・無限収納Lv2・再生Lv1・一騎当千Lv1・絶対防御Lv1・天眼Lv2 up・限界突破


 〈固有スキル〉

 最適化Lv3・竜化Lv1・龍化Lv1・竜神化Lv1・龍神化Lv1・スキル創造Lv3・創世Lv1・取得経験値5倍・龍言語・魔物言語・獣言語・蘇生魔法Lv1・即死魔法Lv1・理破壊・神々の記憶


 〈加護〉

 創造神オーウェンの加護・時空神アイフェルの加護・魔神アリスベルの加護・武神ガレスの加護・剣神ウルベルクの加護・獣神レオンの加護・生命神セフィアの加護・死神ネヴァの加護・破壊神バルティスの加護・智慧と戦の女神アテナの寵愛


 〈称号〉

 超人・転生者・聖龍女神の息子・英雄の息子・アクアレート伯爵家の次男・半龍神・神々の寵児・最強の赤子


 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆





 この一カ月でかなりスキルが鍛えられた。さらに、魔法系スキルも二つも覚えることができた。

 以前レベルは一のままだが、たぶんモンスター的なものを倒さないと上がらないんだろう。

 この世界にモンスターがいるのかは分からないが。


 そう、今の俺には圧倒的に情報が足りない。

 そして、現在俺の貴重な情報源となっているのが、アル兄さんと青ポニテメイドさんことエリベルさんだ。


 猫耳メイドさんの先輩らしく、ママさんが忙しいときに俺の世話をしてくれているメイドさんだ。

 エリベルさんは、アル兄さんがいるときに絵本を読んでくれるようになった。

 絵本なので本の中身も見せてもらえるため、ある程度の文字や文章なら覚えることができた。


 早すぎると思う人もいるかもしれないが、俺にとっては当たり前だ。前世でもそうだったので、前世よりさらに超人と化している今世で、できないわけがないだろう。


 今日は、ようやく文字が読めるようになったので、この世界のことを調べてみようと思う。

 幸い、俺のいる部屋はもともとママさんやパパさんの寝室のようでそれなりの蔵書はある。これだけあればこの世界のこともある程度はわかるはずだ。


 ちなみに、エリベルさんが読んでくれた絵本には世界の始まりを描いた物語やよくある英雄譚などが多かった。

 ちなみに一度だけ、『これであなたも隠し芸王! ~初心者編~』という本を間違えて持ってきていた。

 読んでいる途中で気づいて、顔を赤くしていたのが可愛かった。グッジョブ!隠し芸王。


 ただ、序文の『器用値の低い人は諦めてください』って一文はいらないと思うんだ。

 そんなところでステータスが関係するという事実は知りたくなかったよ・・・・・・。


 さて、隠し芸は置いといてまずは、歴史書だ。この国やこの国周辺の歴史はある程度知っておいた方がいいだろう。

 もしかしたら、この国に教育機関なんかがあるかもしれないが、必ずあるとは限らない。

 今できることはやっておいた方がいいだろう。











 歴史書を読み進めるとこの国がこの大陸で四大国の一つに数えられていることがわかった。

 北のシリベリア帝国、西のガルヴィン共和国、東のヤマト大国、そして俺の住む南のドラグライド王国の四つが四大国として存在している。他にも中小国が数か国ほど存在しているようだ。


 というか、ヤマト大国って俺みたいな転生者かなんかが建国した国なのか?

 いつか行ってみよう。きっと、日本食や日本の文化なんかがあるはずだ。建国した人が日本人だったらだけど。


 戦争だが、この大陸ではほとんど起きていないようだ。それこそ、それぞれの国の建国時とかにあるくらいだ。

 特に、ここ数千年は全くといっていいほど戦争は起きていないらしい。それというのも、俺の住むドラグライド王国に住んでいる龍神が自分の眷族を各国に置いて睨みを利かせているらしい。

 ただし、支配しているわけではなく戦争をしなければ基本的に不干渉で、たまに魔獣なんかが大群で攻めてきたときなんかは、自分たちの住む国を護ってくれる。

 そのため、各国では守護神的な存在らしい。

 それに、国同士の中も悪くないらしく現在の四大国のトップたちは同じ学園の親友同士と書いてあった。


 というか、やっぱり魔獣なんて言うのもいるんだな。

 そして、龍神って言う名前に心当たりがあるんだけど、まさかお爺ちゃんとか言わないよね?えっ、フラグだって?な、何のことかな!?

 ・・・・・・うん、大丈夫なはずだ。だって、まだ会ったことないし!


 そして、この世界には冒険者という職業があるらしい。大体俺の知っている冒険者と同じようで、G~S、SS、SSSランクまで存在する。

 ここには詳しいことは書いてないが、所謂何でも屋みたいな存在らしい。

 冒険者ギルドの本部はガルヴィン共和国にあるらしい。ガルヴィン共和国には全ての種族が住んでいて、それぞれの種族の代表が集まり統治している国のようだ。

 全種族が集まっているため、冒険者ギルドでも全ての種族が切磋琢磨しレベルの高い冒険者が集まっているようだ。そのため、別名『冒険者の国』とも呼ばれているようだ。


 俺も五歳になったらお世話になる神殿などの宗教関係は、ぶっちゃけそこまで権力は強くないらしい。

 おいおい、良いのか神よ。まぁ、とはいっても権力は強くないだけで信徒などはかなりの数がいる。

 宗教は一つしかないが、種族や地域、人によって崇めている神は違うようだ。

 まぁ、神が複数存在するからそういうこともあるんだろう。

 基本的にはオーブ爺が最高神なのは変わらないらしいが、例えば獣人ならオーブ爺ではなくレオンさんを崇めていたりする。

 そして、どんな種族でも五歳になったら神殿に行ってステータスを視てもらうらしいので、それだけ神殿が身近な存在だってことだろう。


 そういうわけで、ラノベのように国と仲が悪かったり種族差別などはないらしい。

 まぁ、オーブ爺が最高神な時点でそれを崇める神殿や教会がそんなつまらないことをしているわけが無いんだが。それをオーブ爺たちが赦す筈ないしな。


 それと、四大国のトップたちが通っていた学園というのは、この大陸の丁度真ん中、四大国すべてに隣接する中心地にあると書いてある。

 そこは、学園都市と呼ばれていて、どこの国にも属さない中立都市なんだそうだ。たぶん、俺もここに通うんだろうなぁ。


 ・・・・・・ふぅ。ようやく読み終わった。最後のページにこの大陸の地図が書いてあった。大体の国の場所も書いてある。この大陸はひし形を横に引っ張ったような形で日本でいうと北海道のような形をしている。


 たぶん、学園に通った後は騎士とかそういった所に就職する人が多いんだろうな。俺も貴族の次男だし、騎士か文官ってところだろう。

 でも、俺貴族とか騎士とか堅っ苦しいのは苦手なんだよなぁ。できれば、冒険者になりたい。一応、可能性がないわけでもないだろうけど。家とか継ぐのはアル兄さんだろうし。

 まぁ、先のことをあれこれ考えていてもしょうがないか。今は、冒険者になっても苦労しないように体を鍛えたり、魔術やこの世界のことを勉強しよう。


 大体の国の位置を覚えて本を閉じる。朝から読み始めたのだが、もうお昼近くのようだ。部屋の温度がたくなり、体がポカポカしている。

 ちなみに、今の季節は冬に入ってすぐだ。この国は比較温暖だが四季は存在し、俺は秋生まれのようで、エリベルさんが冬が近いので俺の体調管理に気をつけるように、とアーニャちゃん―――猫耳メイドさん―――に言っていた。


 さて、お昼になったということは昼ごはんをいただくということだ。まぁ、さすがに二ヵ月も経てば慣れたもんだ。


「おはよ~リューカちゃん。ご飯の時間ですよ~!」


 ・・・・・・。前言撤回。慣れるわけないじゃないか!


 お昼ごはんも終わり、食後の運動に発声練習だ。え?ご飯の描写?ナンノコトカナ?

 そんなことよりも発声練習だ。


「ぁぇうぃうぅ~、ぇおぁぉ~」


 ううん、なかなかいい線行っているとは思うが、まだまだ話すのは難しそうだ。

 発声練習の次は体力トレーニングだ。


 体力トレーニングは毎日続けているんだが、あまり成果は芳しくない。

 流石に、生後二か月で歩き回るのは難しかったか。やっぱり、最初はハイハイにしよう。がんばれ、俺の腕力!

 そう、腕力だ。腕立て伏せをしよう!いくぞ!


 いっ・・・・・・!


 い~っ・・・・・・!


 いぃい~っ・・・・・・!


 ぐはっ!む、無理だ。一回も上がらない。う~ん、地道にやっていくしかないのかな?じゃあ、ほふく前進からしてみよう。


 おっ!いける。これなら移動できるぞ。なんか、特種部隊の隊員になったみたいだな。よし、しばらくはこれでハイハイの練習だ!

 まぁ、降りれないからベットの上でだけどね。


今年も相変わらず、マイペースで進んでいきますが、更新を楽しみにしていてください。


感想・アドバイスなどお待ちしております。


1/31 誤字、一部表現を修正しました。

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