手作り化粧水
※注意! 雑菌が繁殖しないよう、入れる瓶は必ず煮沸消毒します。
なべに水と一緒に瓶を入れ、沸騰させてから15分。
なべから取り出して自然乾燥。ふきんで拭いてはいけません。雑菌が入ります。
※チンキやビネガーを作るのは、ジャムの空きビンなどで十分です。
●化粧水の作り方
チンキ、もしくはハーブビネガーを、精製水で五倍から十倍に薄めます。
ベタイン(保湿成分)があれば、それをくわえます。
※精製水は、薬局で売っています。
※ベタインは砂糖大根から作られる保湿成分です。インターネットで通販されています。手に入らない場合は、入れなくてもOK。
※防腐剤が入っていないので、一週間で使い切って下さい。腐ります。
※敏感肌の人は、使ってみて、刺激が強いようなら、水の量を増やして下さい。
【化粧水作り方】
チンキあるいはハーブビネガー……全体で小さじ2になるように
ベタイン……小さじ半分
精製水……全体で50㏄になるぐらい
材料を混ぜて、よく振ります。水が入っているので、劣化しやすい。
冷暗所で保存して、一週間で使い切ります。
【もっと簡単な化粧水】
カモマイルやローズなどのティーバッグ一つをティーカップに入れ、
湯を注ぎ、皿などでふたをして、5分むらします。
濃いめのお茶ができたら、半分ほどを別の容器にうつし、
リンゴ酢を小さじ1加えます。
冷暗所で保存。使う時は、よく振ってから。
※ハーブのお茶を飲んだあとの飲み残しをコットンに取って、肌にパタパタしても、十分に化粧水として使えます。
※化粧水にむいているのは、カモマイル、ローズ、ミント、緑茶、リンデン、ラベンダー、ローズマリーなど。和のハーブでは、スギナ、ドクダミ、ビワの葉など。
保湿……カモマイル、リンデン
美肌……ローズ、ラベンダー、ドクダミ、ビワの葉
美白……緑茶、ドクダミ、スギナ
ひきしめ……ローズマリー、ミント、スギナ
※日焼けのケアや、ほてりをしずめるのには、紅茶も使えます。
※化粧水にむかないものは、烏龍茶など。
★☆★
最初、グリセリンでレシピを公開していましたが、グリセリンを使うと逆に、肌が乾くという情報が入りましたので、ベタインに変更しました。
精製水50ccにベタイン1gでしっとり系ローションになります。
参考:
「キレイ! まるごと手作りコスメ」著:芦原しの
「薬剤師マダム・カヤヌマの素肌きれい塾ー「引き算」の手作りコスメレシピ付き」著:茅沼順子 他