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紅さんの豆知識メモ  作者: ゆずはらしの
1.「客が落ちていた日。」より
4/13

緑茶のパック

「つまり、パックにするなら、緑茶!


化粧水にするなら、ハーブをりんご酢に漬けこんで~。それを水で割るのね! 酢って、臭くない? ええ? ブリーチ効果で色白に!? それはやらないと!!!


え、スギナとかも? 化粧水にできるの?


オリーブオイルにカモマイル? ハーブ屋さんだけじゃなくて、薬局の健康茶のコーナーにも置いてるのね! よしっ!」



ティラミスが、メモを取りまくっている。



「緑茶は割と万能ですね。日焼けのケアにも使えますし。


パックは、カオリンなどのクレイ(泥、土)素材で作るのが一般的ですが、小麦粉で作っても大丈夫ですよ」




第一話「客が落ちていた日。」より



☆☆★★☆☆



台所にある材料で、肌のトラブルを防ぐ化粧品が作れます。


※注意! 使用するハーブによっては、アレルギーを起こす人もいます。カモマイルなど菊科のハーブに反応する人がいることが知られています。また、オイルなどを使う場合、ピーナツオイルに反応する人もいます。


※手作り化粧品は、使用前に、腕の内側などに塗って、絆創膏をはり、二時間ほど置いて様子をみて下さい。赤くなっていなければ、大丈夫です。




●緑茶のパック


【材料】


小麦粉 小さじ2

粉末緑茶 小さじ1

水 少々


【作り方、使い方】


1.材料のうち、粉類をまぜる。


2.水を少しずつくわえながら、練る。


3.柔らかいヨーグルト程度の固さになったら、洗顔した後の、清潔な顔に塗る。


4.3分ほどそのまま。洗い流したあと、化粧水などを軽くパッティング。



アロマテラピーなどで良く使われるのは、クレイ(泥、土)素材ですが、小麦粉でも十分パックはできます。


クレイのパックは、皮脂を吸着する力が強いため、使用頻度は週に一度か二度ぐらいですが、このパックは、肌への負担が少ないので、毎日使うことができます。


緑茶の香りが癒し効果にもなります。


時間を長く置きすぎて、乾いてしまった時には、無理にはがさないで下さい。


ぬるま湯をそっとかけると、ふやけて取れやすくなります。

わたし、なぜか、市販されているお茶エキス入りの石鹸だと、肌がヒリヒリするんですよね……。


ですので、身だしなみには、オリーブオイルやりんご酢、粉末の緑茶など、食べられる材料から、現代の人からすれば効率の良くない、昔ながらの方法で作った石鹸や、化粧水、エリキシル剤などを使っています。


手間はかかりますが、その方が体が落ち着くので。


あ、でも最近は、アロマテラピーの精油を使うようにもなりました。楽ですね、あれ。製造元の確認や、使い方に注意がいりますが(紅)



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