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紅さんの豆知識メモ  作者: ゆずはらしの
1.「客が落ちていた日。」より
3/13

アッサムのチャイ

ティラミスに出したのは、アッサムで作ったチャイだった。


店主が最初、自分用にいれていた紅茶は、この騒ぎで蒸らし過ぎ、濃くなり過ぎてしまっていた。


それで紅茶液を手鍋に注ぎ、ミルクと共に軽く煮込んでみたのだ。


本来のチャイの作り方からは少々外れているが、自分の朝食用にするつもりだったので、大雑把でも良いか、ぐらいの気持ちだった。




「客が落ちていた日。」より



☆☆★★☆☆



●アッサムCTC


 扱いやすいインドの紅茶です。


 アッサム地方で取れる茶葉を、CTCと呼ばれる製法で仕上げたもので、ころころとした粒状の紅茶です。短い時間で成分が抽出されるようになっています。


 香りが少し弱くなっていますが味が強く、ミルクティー向き。


 あっさりした味の割にこくがあるので、ブレンド用の紅茶としても使われています。



●チャイ(シチュードティー)


 煮込み紅茶。牛乳を入れて、手鍋で作ります。


 インドやスリランカなどでは、この方法で飲むのが一般的。


 濃厚な味になります。


 シチュードは『煮込む』という意味。



●チャイの作り方



【材料】四人分


湯……カップ二杯分

牛乳……カップ二杯分

茶葉……ティースプーン四杯分


【作り方】


1.茶葉を小皿に入れておきます。



2.手鍋にカップ二杯分の水を入れ、湯を沸かします。


スパイスを入れたい場合は、ここで入れます。



3.硬貨ぐらいの泡がぼこぼこしてきたら、火を止め、


茶葉を手早くまんべんなく入れて、


蓋をして蒸らします。



4.今回はアッサムCTCの茶葉を使います。


蒸らし時間は三分。



5.牛乳を回し入れて強火にかけ、再加熱。


細かな泡が出てきたら、とろ火に。



6.茶漉しでこして、温めておいたカップに注ぎます。


砂糖は好みで。



※ 作中、わたしは出し過ぎて濃くなってしまったアッサムのお茶を、


牛乳と一緒に手鍋に入れて再加熱、砂糖を入れてチャイにしました。


大勢のお客さまに出す場合は、二倍の濃さの紅茶を作り置きしておいて、


ミルクで割ってお出しします。



※ チャイにしなくとも、出し過ぎて濃くなってしまった紅茶は、ミルクや湯で割ってちょうど良い濃さにして飲むことができます。




参考:日本紅茶協会ホームページ 他



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