幽香に漫才やらせてみよう!!
ボケ役;魔理沙。ツッコミ;幽香です。
それではどうぞ!
「はい、どうも~初めまして!普通の魔女とチンピラです!」
「おい待て!!誰を三下扱いしてるのよ!?」
「あ~悪かったぜ。改めまして、普通の魔女と組長です!」
「そういう意味じゃない!!」
「格上げしたぜ?幽香姐さん」
「誰が姐さん!?呼ばれたことないわよ!違うから、私“四季のフラワーマスター”だから!」
「仁義のファミリーマスター?」
「組長でしょ!!あ~、どうも初めまして。ダブルスパークです」
「はい、こんにちは」
「私、風見幽香といいまして、彼女が霧雨魔理沙といいます。顔だけでも覚えて帰ってちょうだいね」
「はい、この顔見たら110番!」
「指名手配か!!」
「懸賞金1000貫で」
「かかってない!」
「DEAD or ALIVE(生死を問わず)」
「海賊か!!なんもしてないわよ!だいたい110番で誰に繋がるのよ?」
「私?」
「白黒ってだけでしょ!せめて閻魔呼べよ!」
「こんな感じで頑張っていきたいぜ」
「どういう感じよ…私そんなに怖い?言っとくけど私、お花大好きな妖怪なのよ?」
「まあ確かに大好きだな」
「でしょう?」
「広い花畑持ってるし」
「太陽の畑ね」
「スペルに花を使ってるし」
「そうそう」
「背中にヒマワリの入れ墨が」
「無いわよ!あってたまるか!」
「無い?バラだっけ?」
「バラ肉にするわよ…!」
「すいやせん幽の姉貴!」
「謝り方おかしい!後ろ手にするな、股開くな!どんだけ深く頭下げてんのよ!」
「これが正式かと」
「そんなわけないでしょ!まあいいわそんなの。ちょっと私困ってるのよ。これからのシーズン大変で…」
「ジューンブライド?」
「私だけ行き遅れて…違うわよ!」
「メディスンもう結婚か~」
「相手いないでしょ!誰よ人形の結婚相手!?そうじゃないわよ、夏の風物詩」
「蚊取り線香?」
「リグルか!そうじゃない!台風よ台風!」
「台風か~そりゃ困るぜ」
「やっかいな話よ…だから今年はきっちり台風対策を早めにやろうと思って」
「お務めご苦労さんです」
「口調変わってるでしょ!まず一番怖いのが風」
「風?」
「ちょっと剪定するの」
「幽香は黒!」
「判定か!誰が黒よ!」
「多数の傷害事件で」
「それは否定しないけど!そうじゃない、剪定。いらないのを切って風通しを良くするの」
「おいエリー。それ切っちまいな、もう用済みよ」
「Vシネマか!いちいち枝切るのに言うんかい!あと排水路。ずっと水につかると根が腐るのよ」
「マリファナの?」
「あるか!うち花畑だから!」
「ああ、ケシの花」
「植えるか!そんで、鉢植えをしまえばOK」
「他にはなにかあるか?」
「あとは家の対策。まず屋根の確認」
「100人のっても大丈夫!」
「物置!?ちゃんとした館よ!」
「恐怖の館?」
「お化け屋敷!?次に雨戸の確認」
「大丈夫だぜ姉御。ライフル弾も通しやせん」
「Vシネマか!ヒットマン警戒するな!雨戸無いなら窓ワクに木材つけて」
「若い衆も見張りに」
「いるかそんなの!」
「これで台風組も手が出せやせん」
「話変わってるだろ!いいかげんにしろ!どうも、ありがとうございました~」
読了ありがとうございます。
幽香の漫才は一度見たくて、つい書いてしまいました。
二次創作では根強いコワモテのキャラから、こんなネタ書いてみました。いやあ、難しかったです。
またM-1に出ていないキャラの漫才を思いついたら書きたいと思います。
どうもありがとうございました!