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星野捜査官

作者: 小波

彦星くんが誘拐された。


織姫に会いたくて前乗りしたんじゃないですか

それだといいんだが、捜索願いが出されているんだよ

彦星くんのお父様は怖いからなー

真剣に探さないとですね

そうだよ警察が訴えられたら敵わん


年に一回しか会えないからってこんなことする?

織姫は彦星をロープで縛る


暗い部屋の奥で

年に一回の彼女なんて辞めちゃいなよ

いやよ、私はあいつが好きなの、と織姫。


彦星さん、ずっとここにいてよ

私なら毎晩だって会えるのよ?


‥そんな、約束の日は明日なのに


まあ、パターンとしてはこんなところじゃないでしょうか?

おいっ!だってこの星空で犯罪なんて

意味がないじゃないですか

何も奪うものなんてない

だから恋沙汰に決まってますよ

まあわかるけどな


彦星と織姫が星の王に年1天の川星度について直談判に行っていた。

星の王は優しく諭したが若いふたりは聞き入れず天の怒りを買った。


それを聞きつけた違う星の生物が

ふたりを攫って逃げた。異世界の生命体に寛容な考えを持つその星で体を与えられたふたりは8人家族になったのらしい。赤い瓦屋根の小さなお家で庭には犬とやもりもいる。

やっと幸せになれましたね

頭に2歳の末っ子がよじ登ったまま夫は姫子を見つめた。姫子はフライパンを持ったまま振り返ると

聞こえなかったから!もう一回言って!と大きな笑顔を向けた。


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